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平泳ぎのうねりを身につける

3.最初は1回だけ

いきなりこのドリルをやって上手くいく人はなかなかいません。


新しい事をやる時常にそうなんですが、正しいやり方が出来ていない状態で練習し続けてしまうとその間違ったフォームのクセがついてしまいます。
ですので、最初は1回やって確認、1回やって確認。と丁寧にやっていきましょう。


最初にやる1回では、伸びあがりをせず、下に突き刺すようなイメージでやってみましょう。
この時に身体がすーっと下に滑っていく感覚を掴んで下さい。


なかなかいきなりやるのは難しいですが、プルをして上に上がったときには重心が腰辺りの低い位置にありますので、
その重心を高い位置に持っていき前に滑らせるイメージを持ちましょう。


4.伸びをつくるコツ

さて、1回やって重心を移動させるコツをつかめた方は、上に伸びあがる動作を加えていきます。


なかなか難しいですが、ここまでできた皆さんであれば大丈夫です。しっかりやっていきましょう。
最初は1回しかトライしなくても良いのですが、斜め下に重心がすっ、と移動したタイミングとほぼ同時(もしくは少し前)にストリームラインの手を斜め上に持ちあげます。


ここで注意したいのが手の平だけを上に向けるのではなく、背中全体でそらして身体を浮かせましょう。
この動作ができると身体がきれいに伸びあがってきます。
出来るまで何度も練習してみましょう。

5.通常の泳ぎでも意識

さて、通常の泳ぎで同様の動作ができないといけません。


手を揃えずに重心を移動させる事や、伸びあがりをやっていきます。
ストリームラインだと身体全体を意識しやすいのですが、手がバラバラになると意識がしづらいので要注意です。


ポイントは手先だけにならないように、ストリームラインを使った時に意識出来ていた身体全体の動きを意識する事です。
何度もストリームラインと通常の泳ぎと繰り返して自分のものへとしていきましょう。




この記事は、Fast Swimming Techniques – Breastrokeより引用した動画・画像を元に独自解説しています。