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あなたのコア(インナーユニット)は安定していますか? 今すぐチェック!

こんにちは、水陸両用トレーナーの橋本です。

前回に引き続きコアのお話です。コアが「安定」しているとはどういうことでしょうか?それは筋力や柔軟性が共存できコントロールできるということです。

今回はコアを構成するインナーユニットを鍛えるトレーニングの一つを紹介します。

コアの安定性が低いとバタ足で体幹がふらついたリ、他泳法でも様々な動作不良が起きます。


ポイント① 深呼吸チェック。呼吸で姿勢が動いていないか?

呼吸は正常なら脊柱はほぼ動きません。息を吸って腰が反ってしまったり、息を吐くと腰が丸まってしまうと正しい呼吸とは言えません。動きがでるのは下部胸郭の横径拡大(側面の拡がり)と上部胸郭の挙上(持ち上がる様な動き)です。

 


ポイント② 腹部を締めたまま胸郭を横に広げるように呼吸をする。

腹部の締め付け(主に腹横筋)が弱いと、息を吸ったときに腹部が緩んでしまいます。呼吸だけで腹部が緩むなら脚を動かしたときにさらにブレます。腹部の締め付ける安定した筋力が必要です。

 


ポイント③ 手先や足先はリラックス

しっかりとコアを締められれば手先足先はリラックスできます。脚を伸ばしたときに腰が反ったりお腹が膨らんだり、肋骨が出っ張ってこないように姿勢を安定させましょう。

 


◇評価の基準◇

4点・・・腕をバンザイしながら3点の動作が行なえる。

3点・・・脚を伸ばしても体幹を安定させ姿勢をキープできる。

2点・・・両手両足を持ち上げたときに体幹が変化せず安定している。

1点・・・息を吐いてお腹を締めたときに姿勢がキープできている。

 

水泳は陸上と違い支持点がないので体幹のコントロールをいかに四肢に伝えるかが他のスポーツよりも分かりづらく、難しいです。手先や足先のコントロールも大事ですが、根本(体幹)のコントロールができていることが前提です。体幹の柔軟性と筋力がある程度あれば綺麗な泳ぎが可能です。