Sponcerd Link


平泳ぎのキック練習で意識したい5つのポイント

平泳ぎのキックを上手くするためにはいくつかおさえておくべきポイントがあります。
今日は世界選手権でも優勝しているジェシカ・ハーディ選手の泳ぎを元にコツを解説していきます。



今回は平泳ぎのコツを2つのパートに分けて解説していきます。
足を引くコツとキックするコツ、この二つに分けてしっかりと理解していきましょう。

足を引くコツ

最初は足を引くコツからです。


意識して頂きたいのは”いかに抵抗を減らすか”。
では早速進めていきましょう。

引くタイミング

これが一番難しいかもしれません。
画像を見ていただきたいのですが、腕をかなり引いた状態でもまだ膝を引き始めていません。
引くタイミングは意外と遅い


膝を引き始めるのは、この画像のすぐあとから引き始めていきます。
普段意識しているよりもかなり遅くスタートさせることが重要です。

膝の角度

動画を見た方はわかると思いますが、90度以下である必要があります。
膝を曲げすぎない


平泳ぎでたくさんキックをしようとして、膝をたくさん曲げる方がいるのですが、これは大きな間違い。
膝をたくさん曲げたとしてもパワーは膝が90度以下の所から発揮されています。


陸上でも高くジャンプしようとした時に、膝を全て曲げませんよね。注意しましょう。

膝と足の幅

キックのタイプによって異なっていますが、膝はなるべく開かない方が良いです。
膝と足の幅に注目


理想は肩幅くらいの幅でやる事がベストです。
膝が開き過ぎるとこれもまた抵抗になってしまいますので注意しましょう。

キックするコツ

続いてキックをするコツです。


意識して頂きたいのは”水をたくさん後ろに押す”。
では進めていきましょう。

膝から下全体で蹴る

良く、足の裏で蹴ると言いますが、半分正解で半分間違いです。


足の裏で蹴っているのは間違いないのですが、すねでも水を押しています。
足の裏だけでなく膝先でも蹴る


画像のように足の裏に最初は注力していき、徐々にすねで蹴れるようになりましょう。

お尻で脚全体を引き上げる

最後です。キックした後にも重要なポイントがあります。


それは脚全体を引き上げる事。
動画を見てもらうと、キックした後に脚全体がスーッと上にあがっているのがわかると思います。


これはお尻の筋肉で脚全体を引き上げているからできるのです。
脚を引き上げる時に水を後ろに押し流すように出来ると更に加速する事が出来ます。


脚が引き上げられないと、脚を引く時に抵抗になってしまうので注意しましょう。



いかがでしたでしょうか。
しっかりとしたキックを2つのパートにわけて解説してみました。
不明点などあれば是非Facebookなどのコメントから質問をお願いします。



この記事は、Jessica Hardy | Breaststroke Kick – Swim Technique
より引用した動画・画像を元に独自解説しています。