皆さん、こんにちは!
皆さんはバタフライを泳ぐ際に、
・長く泳ぐとすぐに疲れる…
・スピードを出そうとテンポが遅くなる…
こんなお悩みはありませんか?
今回はバタフライシリーズ第2弾(後編)として、スイムの実践的なテクニックをご紹介します!
テーマは「楽に長く泳ぐ長距離向け」と「速くしっかり進む短距離向け」の違いと、泳ぎ分けるポイントです。
ぜひ最後までご覧いただき、状況に合わせて泳ぎをコントロールできるバタフライをマスターしましょう!
バタフライの2つの泳ぎ方:長距離向けと短距離向け
バタフライには目的に応じて大きく2つの泳ぎ方があります。それぞれの特徴とポイントを解説します。
楽に長く泳ぐバタフライ(長距離向け)
長距離を楽に泳ぐバタフライで重視するのは、「第1キックと重心移動」です。

疲労の原因であるプッシュ動作とリカバリー動作の力をなるべくセーブし、前方に重心をかけて乗っていくベクトルを一番大切にします。
「キックで体が上がっている間に前に乗っかる」ことを鉄則とし、リカバリーの途中からは腕の遠心力も利用して、自然の力を活用しながら体を前に運ぶイメージで泳ぎましょう。

早くしっかり進むバタフライ(短距離向け)
続いて、50mなどの短距離で最速で進むためのバタフライです。
前(入水)も後ろ(プッシュ)も両方頑張ろうとすると、どっちつかずになりテンポが遅れます。
そのため、前はふわっと乗せるだけに留め、後ろへの押し出し(プッシュ)と「第2キック」を強くすることに重点を置きます。


ストロークを最後まで伸ばし切って力強く水を押すため、体力的にはしんどい泳ぎになりますが、その分大きな推進力を得ることができます。
泳ぐ際の2つの注意点
これらを実践する上で、陥りやすい失敗とルール上の注意点があります。
注意点①:第2キックのブレーキ現象
短距離向けで「プッシュと第2キックを強く打つ」と意識するあまり陥りがちなのが、第2キックがギュッと下に入りすぎて大きなブレーキになってしまう現象です。

腕で力強く水を掻いているのに、蹴り終わった足が下に下がった状態になると、足が大きな抵抗となり、めちゃくちゃ疲れるバタフライになります。
これを防ぐには、下に蹴り落とすのではなく、キックと同時にお尻をキュッと締め、足の位置を高く保ちながら後ろに蹴るイメージを持つことが重要です。
注意点②:潜りすぎによる「水没」ルール違反
楽に長く泳ぐバタフライで注意したいのが競技規則です。
大会ではドボーンと潜って体の一部が水面から出ていない状態になると「水没」と判定され、失格になってしまいます。

第1キックでギュンと前に伸びたいところですが、上半身を下げすぎると足も深く入り、完全に体が沈んでしまいます。
失格を避けるためには、上半身を下げすぎず、下半身が高い位置に上がったままキープできる深さで第1キックを進めることが大切です。
まとめ:両方の泳ぎ方を使い分ける重要性
普段の練習では「しっかり速く泳げる方」をベースに練習することをおすすめします。
省エネの泳ぎばかりしていると、自分が持つ100%の「最大値」が衰えてしまうからです。
最大値が下がれば、80%の力で泳ごうとしたときのスピードも遅くなり、結果的に省エネの泳ぎすらできなくなります。
普段はきつい方を頑張って最大値を高めつつ、レースで「最後まで体力を保たせる」ために、楽に長く泳ぐ引き出しも使う。このように、両方の泳ぎ方を練習し、状況に合わせて自分で選択できるようにしておくことが一番良い方法です。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました!


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