皆さん、こんにちは!
クロールを楽に長く泳ぎたいと思ったときに、「2ビートクロール」という言葉を耳にしたことはありませんか?
2ビートクロールは長距離を泳ぐのに適した泳ぎ方ですが、実は「2ビートクロールで泳いでいるはずなのに、なぜかすぐに疲れてしまう…」というお悩みを抱えている方は少なくありません。
今回は、2ビートクロールで疲れてしまう原因と、より楽に長く泳ぐためのポイントや具体的なドリル練習をご紹介します。
2ビートクロールにこれから挑戦したい方も、すでに泳いでいるけれどさらにレベルアップしたい方も、是非最後までご覧いただき、楽でスムーズなクロールを手に入れましょう!
2ビートクロールとは?
そもそも2ビートクロールとはどのような泳ぎ方なのか、その基本とメリットについて解説していきます。
2ビートクロールの基本
クロールは腕を回して泳ぎますが、手がキャッチからフィニッシュ、そしてリカバリーして前に戻ってくるまでの「1ストローク」の間に、キックを2回打つ泳ぎ方を「2ビートクロール」と呼びます。

具体的には、右手の掻き始めのタイミングで右足のキックを打ち、左手の掻き始めのタイミングで左足のキックを打ちます。

「1、2、1、2」というリズムで、左右の腕の掻きに合わせて1回ずつキックを打つのが特徴です。
なぜ楽に長く泳げるのか
水泳において、バタ足は非常に体力の消耗が激しい運動です。
たくさんキックを打てばスピードは出ますが、その分すぐに疲れてしまいます。
2ビートクロールは、この体力消耗の激しいキックの回数を最小限に抑える泳ぎ方です。
無駄なエネルギーを使わずに推進力を得られるため、長距離を楽に長く泳ぐための代表的な泳ぎ方として知られています。
2ビートクロールで疲れてしまう原因
タイミングが合っていても、泳ぎ終わった後に疲れてしまう方がいます。良い例と悪い例を見比べてみましょう。
疲れる「悪い例」の特徴
疲れてしまう泳ぎ方の最大の原因は、キックを打った後に足が下がりっぱなしになっていることです。

タイミングよくダウンキックができていても、その後に足が下へ落ちてしまい、足を引きずりながら泳ぐような姿勢になっています。
このように足が沈んでしまうと、水から大きな抵抗を受けてしまい、せっかくの推進力が奪われてしまいます。
結果として、前に進むために余計な腕の力を使うことになり、疲労が溜まりやすくなるのです。
楽に泳げる「良い例」の特徴
一方で、楽に泳げている良い例では、ダウンキックを打った後に足がふわっと上がり、動かしていない反対側の足の隣まですぐに戻ってきています。
つまり、ダウンキックの後にしっかりと「アップキック」が打てているということです。アップキックを意識して足を高い位置に戻すことで、下半身が沈まず、抵抗の少ないフラットな姿勢をキープし続けることができます。これが、より楽に進むための重要なポイントになります。
アップキックを意識するドリル練習
足が下がりっぱなしになるのを防ぎ、アップキックの感覚を掴むためのおすすめドリル練習「片足キック」をご紹介します。
片足キックのやり方
ビート板を持ち、片方の足だけでキックを行う練習です。 動かす方の足でダウンキックを行った後、ただ蹴り下ろして終わるのではなく、すぐにアップキックを入れて、浮かせている方の足の隣まで素早く戻すことを意識します。

ドリル練習のポイントと注意点
このドリルでは、前に進む必要はありません。連続してキックを打って進もうとすると、アップキックを意識する余裕がなくなってしまいます。
1回のキックごとに動作を止め、「蹴って、戻す」という動きを一つひとつ丁寧に確認するつもりで行うのが効果的です。
また、キックを大きく打とうとすると膝が深く曲がりすぎてしまいます。
膝の曲げはできるだけ小さくし、コンパクトなキックを打つことを心がけましょう。
コンパクトなダウンキックと素早いアップキックを片足ずつ練習することで、実際のスイムの動きに活かしやすくなります。
まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか?
今回は、楽に長く泳ぐための2ビートクロールについて、疲れてしまう原因と改善のポイントを解説しました。
ダウンキックの蹴り込みを意識する方は多いですが、最も大切なのは蹴り込んだ後に足をしっかりと元の位置に戻すことです。
足が沈んだままでは、せっかくの2ビートクロールがきつい泳ぎになってしまいます。
今回ご紹介した「片足キック」のドリル練習を取り入れて、コンパクトなキックとアップキックの感覚を身につけてみてください。
足が水面近くでキープできるようになれば、抵抗が減り、驚くほど楽にクロールが泳げるようになるはずです。

