皆さんこんにちは!
クロールを泳ぐ際、キックで意識していることはありますか?
「一生懸命打っているのに進まない…」
「足がすぐ疲れる…」
そんなお悩みはありませんか?
今回はオリンピック金メダリストの萩野公介さんに、「スイムに活きるキック」のコツを解説していただきました!
ぜひ最後までご覧いただき、練習に活かしましょう✊
クロールの「スイムに活きるキック」とは?
「アップキック」の重要性
萩野さんが常に考えていたのが、実際の泳ぎの中で活きるキックを意識することです。
バタフライと同様に「アップキック(蹴り上げ)」を意識することがものすごく大事になります。

速く泳ぐためには、ただ水面を叩きつけるように蹴り下ろすのではなく、この「蹴り上げ」をしっかり行うことがポイントです。
アップキックをしっかり行うことでボディポジションが高くなり、「いい姿勢を取りやすいキック」に繋がります。

細かく打ってハムストリングを使う
アップキックの際は、脚が開きすぎないように細かく打つことが重要です。

トップ選手を見ても細かくササッとキックが入っています。
細かくコンパクトに打つためには、お尻と太ももの境目にある「ハムストリング」を使うことが重要です。
初心者の方は足先だけでバタバタと打ってしまいがちです。
ハムストリングをしっかり使うことでアップキックが綺麗に入り、泳ぎが劇的に変わります。
ストロークとキックの連動性
タイミングは選手それぞれ
手を回しながら泳ぐ時の「ストロークとキックのタイミング」も重要です。
この連動性は、選手の癖や重心の位置で全く変わります。
基本は4ビートで泳ぎ、最後のスプリントで6ビートに切り替える選手もいます。

萩野さんも距離で使い分けていました。
また、「左だけ2回打つ」という不思議な癖があったそうです。
これは持久力の練習が多い中、効率よく泳ぐことを気にし続けた結果、自然とたどり着いた感覚だったそうです。
左右バランスよく練習する
試合では右呼吸だけで泳いでいた萩野さんですが、練習中に右呼吸ばかりしていると使う筋肉が偏るため、左呼吸もよく取り入れていました。

呼吸の回数やタイミングによって、足を打つタイミングは大きく変わってくるため、左右バランスよく練習することが大切です。
おすすめのキックドリル
アームホールドキック
萩野さんが現役時代にずっとやっていたのが「アームホールドキック」です。

頭の上で右の手のひらを左肘に、左の手のひらを右肘にくっつけて腕を組み、その状態でキックを打ちます。
腕を組むことであえて水の抵抗を増やし、ボディポジションを高く保つ意識を養うメリットがあります。
陸上で「脚の裏側」を意識させた後、このドリルを行い、その後に普通のストリームラインでキックを打つと、ももの裏が効いて進む感覚が得られます。
片足上げたクロール
もう1つの練習法が「片足上げたクロール」です。

通常のクロールの中で、片足だけを水面に上げたまま固定し、もう片方の脚だけでバタ足を打ってタイミングを取るドリルです。
また「スイムに効くキックの練習」と割り切って、長い距離を一定のペースでキックし続ける練習も好んで行っていたそうです。
まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか? 今回は萩野公介さんにクロールのキックのポイントを解説していただきました。
おさらいすると、以下のポイントが重要です。
・脚が開きすぎないように細かいキックを打つ
・お腹をしっかり入れる
・太ももの裏やお尻の筋肉を使って「アップキック」を意識する
ただ足を動かすだけの練習にならないようオリンピアンも細かく意識して取り組んでいます。ぜひ日々の練習で意識してみてください!








