【水泳ーバタフライ】関海哉選手に聞く!バタフライのコツ

皆さん、こんにちは!

今回は 第67回 日本選手権(25m)水泳競技大会(日本短水路選手権)

50mバタフライ優勝 関海哉選手 にバタフライのコツをお聞きしました!

今日本で一番速い関選手

・バタフライを泳ぐ時に何を意識しているのか

・レースに向けてどのような練習をしているのか

スプリンター必見の内容となっていますので、是非最後までご覧いただきバタフライでベスト更新を目指しましょう✊

関選手が浮き上がりで意識しているポイント

バタフライに限らず、どの種目でも浮き上がってからひと掻き目が重要になります!

関選手が意識していたポイントは

気持ち0.1秒から0.2秒待ってあげる (ひと掻き目を少しだけ遅くする)

ひと搔き目は浮き上がってから1番初速がある局面なので、速く手が回せてしまいます

・力強く掻けずにスパッと抜けてしまう…

・キックとのタイミングがズレてしまい修正に時間がかかる…

このように浮き上がりでミスをしてしまうとスピードに乗ってくるのが

2搔き目以降と遅くなってしまいます…

優勝しよう!ベストを更新しよう!と思うからこそ緊張して力みすぎてしまうことも…

日頃の練習の成果を十分に発揮するためにも

最初のひと掻き目はゆっくりと、ワンテンポ遅らせるように意識して

スタートから浮き上がりで他の選手から一歩リードしましょう!

関選手がドルフィンキックで意識しているポイント

関選手がドルフィンキックで意識しているポイントを2つお聞きしました!

ドルフィンキックの打ち方も人それぞれ違います。

ご自身に合うキックの打ち方を見つけるためにも、関選手のドルフィンキックを真似てチャレンジしてみましょう!

ポイント① 胸は固定して蹴る

関選手が泳いでいる映像を見ると胸からダイナミックに動いているように見えますが

キックの蹴り幅が大きいので胸も動いているように見えているだけで

意識的には胸は固定して全身で思い切り蹴るように意識しているそうです!

体幹の力が抜けていると全身で思い切り蹴った際に上半身も動き過ぎてしまうので

自身のキックの強さに負けないよう、胸やお腹あたりで止める意識でキックを打ってみましょう!

ポイント② 前側だけで蹴るようにする

ドルフィンキックはアップキック・ダウンキックとそれぞれありますが、

関選手が特に意識しているポイントは

お尻から後ろに踵や脚が出ないように前側だけで蹴る

アップキックの蹴り上げを得意としている方

ダウンキックの蹴り下げを得意としている方

人それぞれキックの得意・不得意はあると思いますが

ご自身がどちらのキックがより力強く打てるのか、キックが打ちやすいのか

今一度確認して自身に合うキックの打ち方を見つけましょう!

関選手がレース前半で意識しているポイント

スタートした直後は体力も余っていて元気いっぱい💪

本当に泳ぎたいテンポよりも速いテンポで泳げてしまい手も早く回せてしまいます。

空回りしてしまうとテンポも速くなってしまうため、

前半はゆっくり、テンポを遅めで頑張り過ぎないで泳ぐ

あえて前半をゆっくり泳ぐことで、実際には自身の思ったテンポで泳ぐことができます!

関選手ほどの選手でも浮き上がりでミスをしてしまうことも…

浮き上がりから前半の泳ぎ方を繰り返し練習してみましょう!

関選手がターンで意識しているポイント

関選手がタッチターンで意識しているポイントは左右の手の使い方

左右の手をどのように使っているか聞いてみましょう!

ポイント① 左手は体重を乗せない

関選手はタッチ後、左回りでターンをします。

右手はしっかりタッチをして、左手は体重を乗せずに壁を触っているだけ

左手で壁を触った後は肘を真っすぐ思い切り後ろに引きましょう!

ポイント② 右手はギリギリまで壁を触る

肘を引いた際、右手はすぐに壁から離さないように

ギリギリまで壁を触ったままにしましょう!

左手と右手を一緒に離してしまうと壁に対して身体がどこにも触れていない状態になってしまいます。

水中に浮いているだけの時間が長くならないように

壁を蹴るギリギリまで右手は壁を触って、ここぞ!というタイミングで右手で壁を押して

素早くターンができるよう練習してみましょう!

関選手が後半・タッチを合わせるために意識しているポイント

最後に関選手がレース後半で意識しているポイント

ラストのゴールタッチを合わせるためにどのような練習をしているかをお聞きしました!

レース前半と比べてどのような違いがあるのかチェックしてみましょう。

レース後半のポイント

レース前半のポイントはゆっくり、テンポを少し遅めで泳ぐことでしたが

レース後半は逆にテンポをだんたん上げる

疲れてくるとテンポが落ちてきて、キックとのタイミングがズレやすいので

後半はテンポを徐々に上げる意識で泳ぐと、結果的に同じテンポのままラストまで泳ぎ続けることができます!

タッチの合わせ方のポイント

50mなどのスプリント種目ではゴールタッチが勝敗を左右します!

ゴールタッチを合わせるためには

普段の練習から自身で決めたストローク数で泳ぐことが重要なポイントになります!

関選手はスイムのハード練習で行きも帰りも6ストロークで泳げるよう

普段の練習からストローク数を気にして練習しているそうです。

ターン前、ゴールタッチが合わない…という方は

・毎回、何mで浮き上がってくるのか

・何ストロークでタッチするのか

自身のタッチの合わせやすいストローク数を決めて繰り返し練習していきましょう!

まとめ

皆さん、いかがだったでしょうか?

今回は関海哉選手に50mバタフライを泳ぐ際に意識しているポイントをお聞きしました!

バタフライは50m・100m・200mと距離が違うと泳ぎ方も変わってきます。

レースだけ意識するだけでなく、普段の練習からレースを想定した練習をやっていきましょう✊

 

詳しい内容はKAT-TVの動画内でご紹介していますので、ぜひチャンネル登録もお願いします!!

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