競泳のプライベートレッスンを申し込む前に、確認しておくべきことがあります。
10都府県の92事業者の公式サイトを1件ずつ読みました。その経験から言うと、サイトに書かれていない重要な条件がかなりあります。思い違いのまま申し込むと、当日になって困ります。
確認しないと痛い目を見る可能性が高い順に並べます。
1. 総額はいくらになりますか
124コース中、施設利用料を「別途」としていたのは71コースです。そして多くの場合、負担するのは自分の入場料だけではありません。
3つに分けて聞いてください。
- 指導料
- コーチ分の施設利用料を負担するか
- 交通費は別途か。別途ならいくらか
表示7,500円が、実際には10,000円を超えることがあります。
2. プールはどこですか。誰が予約しますか
「利用者が確保」となっている事業者が9件ありました。この場合、個人指導が許可されているプールを自分で探して予約する必要があります。公営プールには指導を禁止しているところがあり、ここで行き詰まります。
「事業者が用意」の場合も、会場が自分の通える範囲かを必ず確認してください。「都内」としか書いていない事業者もあります。
3. 飛び込みはできますか
スタートを直したいなら必須の確認です。公営プールの一般開放レーンでは、ほぼできません。
あらかじめ「公共施設を利用するので飛び込みスタートの練習はできません」と明記している誠実な事業者もあります。書いていない場合は確認が必要です。
4. コースは貸切ですか、一般開放ですか
一般開放のレーンでは、他の利用者がいるためレースペースの練習ができません。貸切なら可能ですが、貸切料が別途かかることが多いです。
5. 水中撮影はできますか
フォームを直すなら、撮影の有無で効果が変わります。施設によっては撮影が禁止されています。「一般レーンでのレッスンのため水中撮影不可」と明記している事業者もありました。
6. 担当するコーチは誰ですか
複数のコーチを抱える事業者では、誰が担当するかで料金が変わることがあります。同じ事業者で1時間5,500円から13,200円まで、担当により3段階を設定している例がありました。
サイトに載っている実績豊富なコーチが、自分の担当になるとは限りません。
7. 今、新規を受け付けていますか
見落としやすい点です。調査時点で、「大人の方のレッスンは募集しておりません」「体験レッスン・競泳レッスンの新規受付を停止中」といった告知を出している事業者が複数ありました。告知がトップページではなく、ブログの奥にあることもあります。
8. キャンセル規定はどうなっていますか
当日100%、前日50%が一般的です。中には6日前から事由を問わずキャンセル料が発生する事業者もありました。仕事の都合が読めないなら、先に確認しておくべきです。
9. 何回くらい必要だと考えていますか
これは条件確認ではなく、相手を見極めるための質問です。
課題と、それにかかるおおよその回数を説明できる指導者は、見通しを持っています。「通い続けてください」としか言わない場合は、少し慎重になってよいと思います。
10. 保険はどうなっていますか
スポーツ安全保険への加入を必須または任意としている事業者があります。年額1,000〜2,000円程度です。必須なら初回に別途費用が発生します。
問い合わせ文の例
はじめまして。◯◯と申します。
現在マスターズの大会に出ており、自由形50mが◯秒です。バタフライのフォームを直したいと考えています。3点うかがえますでしょうか。
1. 指導料のほかに、コーチ分の施設利用料や交通費は必要でしょうか
2. 会場はどちらになりますか。◯◯駅の近くを希望しています
3. 現在、新規の受付はされていますかよろしくお願いいたします。
自分の泳力と課題を最初に書くと、相手も的確に答えられます。タイムか、泳げる距離か、大会の出場歴のいずれかを入れておくと確実です。
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調査した92事業者を、地域・泳力・課題で絞り込める一覧にまとめました。プールを誰が用意するか、施設利用料が含まれるかも掲載しているので、問い合わせ前におおよそ判断できます。
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