平泳ぎの足を引くタイミングはどれが良いのか

いかに抵抗少ない泳ぎにするかが重要となってくる、平泳ぎ。
進む力のほとんどが足から生み出されますが、抵抗もまた足から生み出してしまう泳ぎです。


平泳ぎの足を引くタイミング

平泳ぎの厄介なところは、初心者のころはまず間違いなく「手足を同時に」動かすように指導されることです。
その為、抵抗を生み出しつつ進むという泳ぎをだいたい覚えてしまうことになります。


映像や今までの文章を見て頂いてわかると思いますが、手足はバラバラに動きます。
タイミングとしては、手をかいてから足を引いていくという手が先行する形になります。
では実際にどのようなタイミングなのでしょうか。


ストロークが始まり、手が広がっていきますが、まだこの時点で足は引きません。
なるべく下半身は真っ直ぐにしておきましょう。抵抗になってしまいます。
手を絞り身体を浮き上げてくるタイミングでもまだ下半身は真っ直ぐのまま。
徐々に身体を引き起こしてくることで、下半身が少し引いたような動きになりますがこちらでもまだ引かず、真っ直ぐ高い位置をキープするようにしましょう。
下半身が少し下がって引いたようになりますが、これは上半身が上がったからこの動きになるだけです。


手が水面から出るかで無いかのタイミングで足を引いてきます。
足は、引きすぎると抵抗になります。
また、通常よりも遅めのタイミングで足を引いているので、引きすぎるとキックするまでに動きが止まってしまう時間が出来てしまいます。
その為、最初のころ練習するときには、足をほんの少しだけひいて蹴るという動きを練習しましょう。


足を引いた状態でも変わらずストロークは動き、入水のタイミングでキックを打っていきます。
キックはこのほんの僅か一瞬のうちにひいて蹴る、という動作を行なっていきます。


トップ選手になればなるほど、この動きがすばやく、パワフルに、しかしながら抵抗少なく行なわれています。
入水のタイミングでキックがばっちりと合うと、身体がスーッと前に進んでいきます。
上手い人の映像などを何度も見て練習していきましょう!


この記事は、youtube内『GoSwim』様の貴重な動画を引用させて頂き、解説しております。