2016年は競泳選手にとって特別な年。
なぜかというと、リオデジャネイロオリンピックがあるから。
昨年の世界選手権で内定を決めている瀬戸、渡部、星以外の選手は、4月の選考会で2位以内かつ派遣標準記録を突破しなければならない。
つまり、派遣標準記録を突破しても、3位であれば出場できない。
また優勝しても派遣標準記録を突破しなければ出場できない。
非常に過酷な条件の中、各選手の今年初レースが行なわれていった。
瀬戸選手
昨年9月に両かかとを手術した早稲田大学の瀬戸大也選手は、横浜国際プール(短水路25メートル)で行われた東京六大学冬季対抗戦で実戦復帰。
大会新を出すなど3種目で優勝。タイムとしては満足いっていないが好調な出だしのようだ。
渡部選手
五輪内定の早稲田大学の渡部香生子選手は、瀬戸選手と同様に東京六大学冬季対抗戦に出場。
200メートル平泳ぎなど7種目に出て6種目で優勝したとのこと。
北島選手
五輪金メダリストの北島康介選手は、東京都新春水泳競技大会へ出場。
100m平泳ぎで優勝。昨年のタイムを上回る結果となった。
金子選手
同じく東京都新春水泳競技大会の男子200m背泳ぎで短水路日本新記録が塗り替えられた。
出したのは、金子雅紀選手。記録は1分48秒25。
過去の記録は入江選手が14年12月に出した1分48秒77。0.5秒も上回る結果となり、五輪出場に期待がかかる。