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【水泳-スタート】グラブスタートとクラウチングスタートの違いって?

皆さんは水泳でスタートをする際、どのように行っているでしょうか。

スタートは水泳のレースの中で唯一空中を移動する部分になってきます。

空中では水中に比べて進むスピードが速いので、

なるべく飛距離を出して遠くに跳ぶことが重要になってきます。

今回はそんなスタートについてどのような方法があるのか、

またスタートに繋がる陸上での練習法についてご紹介していきます。

水泳におけるスタートの方法

水泳では、以下のように2種類のスタート方法があります。

➀グラブスタート
構えの際に両足をそろえて跳ぶ基本的なスタートです。

②クラウチングスタート
足を前後に開いて構えた状態から跳ぶスタートです。

それぞれのスタートでどのような特徴があるのか見ていきましょう。

それぞれのスタートのメリット・デメリット

先ほどご紹介した2つのスタート方法にはメリットとデメリットがあります。

ここでは、どんな違いがあるか紹介していきます!

グラブスタート

  • グラブスタートのメリット…安定してスタートに勢いを出しやすい」

両足揃えの為、スタート台から飛び込むときにバランスがとりやすく

安定したスタートが可能になります。

  • グラブスタートのデメリット…「反応してから飛び出すまでに時間がかかりやすい」

両足でスタートを切るため、初動が遅れやすく

リアクションタイムが遅くなりやすい傾向があります。

クラウチングスタート

  • クラウチングスタートのメリット…「反応してから飛び出すまでが早い」

0.01秒を争う競泳の世界では、少しでも早く飛び出すことが重要になります。

  • クラウチングスタートのデメリット…「バランスがとりづらく、姿勢が崩れやすい」

反応が早くても入水姿勢が崩れると入水時の抵抗は大きくなり

結果的に入水してからロスにつながります。

それぞれのスタートの練習方法

前の章では各スタート方法にメリット・デメリットを挙げさせていただきました。

ここからはそれぞれのスタートに繋がる陸上練習をご紹介していきます。

グラブスタート

グラブスタートでは、「スクワットジャンプ」の練習が効果的です。

お尻を突き出すようにしゃがみ斜め前にジャンプします。

ポイント:お尻と太ももの裏を使って飛び、
ジャンプ中にお尻を締めて少し前に跳ぶように意識して行いましょう。

悪い例としては、大きく前にジャンプしようとするとお尻の力が入りづらく姿勢も悪くなります。

空中で頭からつま先まで一直線になるような姿勢を作ることが大切になります。

このようにつま先から足先まで一直線の姿勢を作りましょう。

クラウチングスタート

クラウチングスタートでご紹介する陸上練習は「スプリットスクワットジャンプ」です。

先程と違い、足を前後に開いた構えからジャンプし、空中で足を揃えて着地します。

本来のスプリットスクワットジャンプでは、足を入れ替えて連続でジャンプしますが、

クラウチングスタートをより意識するために1回1回止まりながら丁寧に行いましょう。

どちらかの足だけで跳ぶのではなく、

両足でしっかり地面を蹴って高さを出すように意識しましょう。

こちらも同様に、空中で頭からつま先まで

一直線になるような姿勢を作れるとよいでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は「グラブスタート」と「クラウチングスタート

についてご紹介してきました。

グラブスタート:両足を揃えて構える基本的な飛込み方。
メリット…安定して飛距離を出しやすいこと。
デメリット…反応してから飛び出しまでに時間がかかりやすいこと。

クラウチングスタート:足を前後に開いて構える技術の必要な飛込み方。
メリット…反応から飛び出しまでが早いこと。
デメリット…バランスがとりづらく姿勢が安定しないこと。

以上のものが挙げられます。

しかし、最近はほとんどのスタート台でバックプレートがつくようになり

クラウチングスタートでより飛距離が出しやすくなりました。

会場によってはバックプレートが無い場合もありますので、

選択肢を増やすためにもグラブスタートとクラウチングスタートは

両方できるようにしておくといいでしょう。

今回の記事を参考にしながら是非練習してみてください。

動画内ではお手本映像を交えながら紹介していますので、

より細かく動作を見たい方は動画内もご覧ください。

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