クロールの呼吸動作って、泳ぎを覚えたての方にとっては
最初に立ちはだかる壁ですよね…。
上級者の方でも意外と呼吸が苦手な方は多いと思います。
今回の記事もYouTubeチャンネル「KAT-TV」で紹介している
「【水泳-クロール】意外と見落としている!呼吸の正しい仕方とポイントって?」
の動画を基に書いていきます!
是非参考にしてみてください!
クロールの呼吸のポイントについて
クロールの呼吸を考えたときに
①息を吐くタイミング
②顔を上げるタイミング
③顔をしまうタイミング
この3つを意識してみましょう!
それぞれ解説していきます。
①息を吐くタイミング
まずは吸った息を吐くタイミングですが、ずばり
「呼吸を吸うギリギリ手前」になります。
吸った呼吸は肺にとどめておくことで体は浮きやすくなります。
そのため次の呼吸を吸うギリギリ手前で息は吐きましょう。
②顔を上げるタイミング
呼吸動作で顔を横に上げるタイミングは
「ローリング動作に合わせる」ことが大切になります。
ローリングをして水を搔いている時が
一番推進力が出るタイミングになります。
そのタイミングで顔を上げるようにしましょう!
③顔をしまうタイミング
呼吸のために上げた顔をしまうのにも
正しいタイミングがあります!
ずばり「リカバリーの手が前に戻る前に頭をしまう」
事が大切になります。
理由としては頭を上げている
時間が長いと身体は沈みやすくなり、
手の入水と頭の戻しが一緒になることで
軸もブレやすくなってしまいます。
気づいた方もいるかと思いますが
そうです、顔を上げる時とは逆なんです!
✕→「ローリングとあわせる」
〇→「ローリングとはあわせない」
なので呼吸で顔を上げている時間は
できるだけ短くして、手の戻しより先に
顔を戻せるようになってくると上級者の呼吸ができてます!
呼吸時の前の手の注意点
続いて呼吸しているときの
前の手について紹介していきます。
①呼吸時の前の手は下に落とさないようにしましょう!
画像の様に前の手を
落としてしまうと「ストローク長」が短くなり
身体も沈みやすくなります。
②内側へ入らないようにする
画像の様にローリング動作につられて
前の手も大きく内側へ入ってしまうと
軸のブレにつながります。
ここまでは呼吸のポイントと注意点について触れていきました。
ここからは呼吸を上達させるための実際の練習方法について紹介していきます!
呼吸のための練習紹介①
まず1つ目は
片手にプルブイを持ったままの片手クロール。
プルブイの浮力を利用して
「手が下に落ちないように」呼吸をしていきます。
この時、プルブイを持っている手に
力を入れすぎないように注意しましょう!
呼吸のための練習紹介②
2つ目はきをつけ片手クロール。
これは
「顔を上げるタイミングとしまうタイミング」
の為の練習になります。
画像の様に左手でストロークするときは
「右呼吸」で練習しましょう!※右手ストロークの場合は左呼吸
このドリルで意識してほしいのは
・手の入水に合わせて顔を上げる
・呼吸後は顔を戻してからストローク
上記に気を付けながら練習してみてください!
まとめ
今回はクロールの呼吸について紹介していきました。
呼吸1つでもたくさんのポイントがありましたね。
クロールの呼吸では
①息を吐くタイミング
②顔を上げるタイミング
③顔をしまうタイミング
3点を意識しましょう!
そのための練習方法として
①プルブイを持った片手クロール
②きをつけ片手クロール
を紹介しました!
動画内ではお手本映像を交えながら紹介していますので
より細かく動作を見たい方は動画もご覧ください。
今回の記事が参考になった方は
是非是非「KAT-TV」のチャンネル登録もお願いします!
また次回の記事もお楽しみに~!!