ドルフィンキックは皆さん得意ですか?それとも苦手ですか?得意な方、苦手な方様々だとは思います。
特に苦手な方で多いのが、
・浮き上がりで遅くなる。
・膝蹴りになってしまう。
・キック練習ではいいけどスイムになると遅くなる
などなど様々な課題をお持ちの方がいらっしゃると思います。
今回はドルフィンキックに関して、どうしたら速くなるのかを画像を使用しながら解説をしていきます。
是非「KAT-TV」の動画の本編も気になる方はチェックしてみてください!
ドルフィンキックの注意ポイント
「ドルフィンキック」で注意するポイントは、以下になります。
1.姿勢の作り方
2.蹴るときの力の入れ方
それぞれ解説していきます。
1.姿勢の作り方
けのびの姿勢の際には、肩を落としてなるべく力が入らないようにすることがポイントとなります。また、指先が進行方向に対して真っ直ぐの向きになるように意識ができると素晴らしいです。
2.蹴る時の力の入れ方
膝蹴りになってしまうと太ももに負担が増え、疲れやすくなってしまいます。
そのため、みぞおちの部分から力を伝えることが大事になります!
お腹を使用し、骨盤を振りながら下半身へ力を伝えていくことが大切になります。柔軟性も大事ですが、身体をどう上手く使えるかでもキックの進みに変化が出てくるポイントになりますので、是非実践してみてください!
よく見られるドルフィンキックの悪い例
次に悪い例の紹介です。ここでは悪い例を2つ紹介します。
①膝下のみでキックをしてしまう
上記の画像は膝を大きく曲げてキックをしております。
上半身を固定しすぎて、膝下だけでキックをしてしまうと抵抗が大きくなり、推進力があまり得られずに蹴る幅が狭くなってしまいます。
膝下だけでなく、上半身との連動性を大事にして動かすことを意識しながら練習をしてみてください。
②上半身が大きく上下動してしまっている
続いては上半身の動きが大きすぎる悪い例になります。先程よりも上半身を動かそうとして動いてはいますが、ただ動かしているだけになっています。
それではどうしたら良いのでしょうか?ズバリ、ポイントは骨盤を連動させて動かす事です。骨盤を一緒に動かし、下半身に伝えていけるように意識をしていきましょう。
ドルフィンキックを上達させるための練習方法は?
ここからは具体的な練習方法を3つ紹介していきます。
①ストリームライン姿勢で浮く
まずは基本姿勢である「ストリームライン」を作り浮きます。
すぐに足が下がってしまったりするとこの姿勢は崩れてしまいます。一直線の姿勢をキープするのがポイントです。
ではどうしたら姿勢がキープできるのでしょうか?
ポイントは、上半身をリラックスし肩が上がらないようにすることです。下半身に関しては、おへその下とお尻を絞めて足をしっかりと閉じるようにしましょう。
上記を意識ができると「真っ直ぐ」かつ「細い姿勢」が作ることができます。基礎の練習となりますので基本に一度戻って姿勢の練習を試してみてください!
②ウェービング(身体のうねりを使って前に進む)
続いての練習方法は姿勢を作って身体を動かす練習内容となります。ポイントとしては、身体のうねりを使って前に進むことになります
フィンを使用することで、うねりの際にフィンに水が当たることで推進力に繋がります。
また、こちらの練習ではお腹の力を利用してドルフィンキックを打つ感覚を習得するための練習内容となります。
次の2点を意識してみてください。
・上半身を使うこと。
・お腹を使って蹴り込むこと。
上記を意識しながら練習してみてください!足だけの動きにならないように注意しましょう。
③バサロキック(推進力に繋げていく)
最後の練習方法は知っている方も多いかと思いますが、「バサロキック」になります。少し難易度が高い為、チャレンジしてみてください!
バサロキックでのポイントは、胸を開いて上半身を真っ直ぐに保つことです。
ダウンキック(足の甲側)蹴り下ろすキックからアップキック(足の裏側で蹴り上げる)の切り替えが大切になってきます。
また、背中が丸まらないようにすることに注意をしていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の内容は「ドルフィンキック」について少し詳しく解説をしていきました。
ポイントとしては、以下の3つです。
・正しい姿勢を作ること
・みぞおちの部分から大きく動かす
・骨盤を動かしながらキックを行う
上記の内容を意識しながら練習を行ってみてください。
練習方法としては、
- ストリームライン姿勢で浮く
- 身体のうねりを使って前へ進む
- バサロキック(推進力に繋げていく)
本日はこの3つご紹介いたしました。是非記事を参考に練習をしてみてください!少しでも参考になった方は是非「KAT-TV」の方もチャンネル登録をよろしくお願いします!
また次回の記事をお楽しみに!
最後に
いかがでしたでしょうか?今回は、ドルフィンキックのコツついて説明しました。
ドルフィンキックの考え方や練習方法は様々なものがあります。まずは色々実践してみて、最終的にご自身に合ったものを見つけて継続していくのが一番かと思います。この情報が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
また、トップスイマーの練習メニューがわかる「トレシェア」というサービスもあります。上達の為に情報収集をされたい方は、トレシェア紹介記事も見てみてください。
記事:日本代表選手のメニューが見られる!?新サービス『トレシェア』とは?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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