皆さんはクロールのローリング動作を正しく行えていますか?
ローリング動作を正しく行うことができると、より楽に効率よく泳いでいくことができます。
ローリングが苦手な方、やっているけど正しくできているか不安な方、ぜひ今回の記事を最後までご覧いただき
ご自身の泳ぎの上達を目指して練習を頑張ってみてください!
ローリングのポイント
まずはクロールのローリングにおけるポイントを押さえていきましょう。
ポイントはズバリ、ローリングの「幅」です。
幅が小さすぎても大きすぎても良くないのですが、どの範囲まで行くと良くないのか、最初に見ておきましょう。
パターン1:ローリングが小さい・できていない
ローリングが小さい、もしくはできていない場合の問題点として、ストローク動作が小さくなってしまうことがあります。
大きく身体を使うためにも、しっかりとローリングしてあげることで伸びのある泳ぎに繋がります。
※こちらの動画を10秒くらい見ていただくとイメージが湧くかと思います。
パターン2:ローリングが大きすぎる
ローリングはすればするほどいいわけではなく、やりすぎてしまっても良くありません。
大きくローリングをしすぎて軸がぶれてしまうと泳ぎそのものの形が崩れてしまうので、適切な範囲の中でローリング動作を行っていくことを意識するようにしましょう。
※こちらの動画を10秒くらい見ていただくとイメージが湧くかと思います。
ローリングの練習方法
ご紹介したようなNGパターンの動きにならないよう陸上や水中などでローリング動作に役立つ練習を取り入れていくのがオススメです。
今回は3種類の練習方法をご紹介していきます。
①陸上での練習方法
まずは腰を反らない姿勢づくりのための練習です。
腰が反ってしまうと、肩を回す動きを行ってもローリングの動きによって身体の軸がぶれてしまう泳ぎになりやすいです。
今回のポイントは骨盤を後ろに倒してあげることです。(骨盤後傾)
お腹をへこませるような動きと、お尻をぎゅっとしめてあげるような動きを
一緒にやってあげると骨盤の後傾がしやすくなります。
骨盤を後傾させることで腰が反る可能性が少なくなり、
なおかつお腹をへこませることで下腹部に力が入りやすくなります。
そのまま肩を触ってローリングの動きを鏡の前でやっていきましょう。
注意点としては、目線を変えずに肩を回してあげることです。ローリング動作をしながら目線や頭が動いてしまうと
軸がぶれる原因になり、姿勢が崩れやすくなるので注意しましょう。
②水中での練習方法:サイドキック
片方の手を前に出して、もう片方の手は気を付けの姿勢にし、身体を横向きにした状態でバタ足を行っていきます。
呼吸動作の練習にもなるので、顔は下に向けたままキックしていきます。
苦しくなったら頭だけを動かして呼吸していきます。前を向いて呼吸しないように注意しましょう。
また、身体が横向きで顔は下を向くので、肩にほっぺたが少し触れるくらいの位置で姿勢を取れると良いです。
それより頭を入れてしまったり、逆に頭が上がりすぎてしまわないように注意しましょう。
横向きの姿勢を取るのが難しい方は、最初は気を付けをしている手に
プルブイなどの浮力のあるものを持ってから行い
少しずつ姿勢に慣れていけるようにできると良いでしょう。
③水中での練習方法;ローリングキック
プルブイを胸に当てて持った状態で、キックしながらローリング動作を行っていきます。
陸上練習の際にも紹介した通り、目線は動かさずに床を見た状態でキックを始め、そこから肩を動かしていきます。
6カウント程度で入れ替えながらローリング動作を行っていきましょう。
軸がぶれないように、頭から身体の中心線までがなるべく一直線になるように意識しながら行えると良いでしょう。
苦しくなったらローリングに合わせて呼吸して大丈夫ですが、一呼吸すったら頭をすぐに戻すようにします。
頭の戻しとローリング動作を一緒に行ってしまうと姿勢が崩れやすくなるので注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回はローリングをテーマにご紹介してきました。
ローリング動作はもちろん行った方が良いですが、やりすぎてしまって良くありません。
正しくローリング動作を行うためにも軸がぶれないように、姿勢が崩れないことを意識しながら
今回ご紹介した3種類の練習のもぜひ取り組んで練習してみてください!
より細かく動作を見たい方は動画内もご覧いただき、一緒に取り組んでみてください。
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