【バタフライ】スタート後のルールを押さえた正しい「浮き上がり動作」はコレ。

皆さんバタフライの浮き上がり、上手くできていますか!?

今回はバタフライのスタート、ターン後の浮き上がりまでのコツを紹介していきます!

今回の記事もYouTubeチャンネル「KAT-TV」で紹介している
「【水泳-浮き上がり】バタフライの浮き上がりのコツは実は○○だった!?」の動画をもとに記事を書いていきます!

バタフライのルールは?

「浮き上がりのコツ」についての話に入る前に、大前提のバラフライのルールを確認しておきましょう。

(1)スタート、ターン後、最初の腕のかき始めから身体はうつ伏せでなければならない。
(2)スタート、ターン後のサイドキックは認めるが、いかなる時も仰向けになってはならない。
(3)競技中、両腕は水面の上を同時に前方へ運び、同時に後方へかかなければならない。
(4)全て両足の上下動作は同時に行われなければならない。両脚・両足は同じ高さになる必要はないが、交互に動かしてはならない。
(5)ターン時ゴール時タッチは、水面の上もしくは下で、両手同時に行わなければならない。
(6)スタート、ターン後、身体は完全に水没していてもよいが壁から15mの地点までに頭は水面上に出ていなければならない。

また、次の折返しあるいはゴールまで身体の一部が水面上に出ていなければならない。

実はこんな細かいルールがあるんです!

ルールがあやふやなまま練習を積んでレースに出ると失格になってしまう可能性もあるので注意しましょう!

バタフライ浮き上がりのコツは?

では、ルールを押さえた上で、浮き上がりのコツを見ていきましょう。

浮き上がりのコツは、、、第2キックプッシュを合わせて浮きあがる!」です。

壁を蹴ったり、飛び込んだ後というのは水泳で一番スピードが出ている状態です。

水泳はそこから減速しつつづけるスポーツなのでそこのスピードをなるべく失速させないように浮き上がってきましょう!

もちろんストリームラインを作って水中ドルフィンを行うのは必須です!

▼第2キックの打ちはじめで、プッシュ動作に移ろうとしているシーン

▼第2キックと合わせてプッシュ動作を行うシーン

 

よくある悪い例 2選

悪い例を比較してみると分かりやすいです。悪い例を2つ紹介します。

悪い例①:1掻き目のタイミングが早い

1掻き目のタイミングが早いというのは、まだ完璧に水面近くまで浮き上がってないのに手を回し始めてしまうことです。

水を搔き切るまでは良いのですがその後腕を前に持ってくる時にブレーキをかけてしまいます。

せっかく飛び込んで水中動作も上手くできて、スピードに乗っているのにここで大きな失速になってしまいます。

スタートの1掻き目で余分なエネルギーを使うのはもったいないですよね。

▼NGな掻き始め

▼NGな掻き終わり

水面との距離感がつかめず、初心者の方には特になりがちなミスですので

ドルフィンキックの回数きめるなどして、自分のベストなタイミングを見つけてみましょう!

悪い例②:浮き上がりで急浮上している

こちらは以下の写真を見ていただくと分かりやすいです。

▼スタート時

▼いきなり急浮上

写真からも急浮上しているのが分かりますでしょうか?

特にレース後半で息が苦しくなり、早く浮き上がりたい時や思っていたより深い角度で飛び込んでしまった時に起こりやすい失敗例になります。

急浮上の浮き上がりは本来に行くために水を「後ろ」に押さなければならないところを「下」に押してしまい「上」に上がってしまいます。

せっかく自分のベストなタイミングを見つけることができてもこの浮き上がりだともったいないですよね!

改善するためには練習を積んでドルフィンキックの距離を伸ばすのも1つの手ですが

壁を蹴る位置を浅くするだけでも角度は大きく変わってくるのでこちらも練習を積んでいきましょう!

 

まとめ

バタフライは4泳法で一番エネルギーを使う種目というのは皆さんもうご存知だと思います。

特に浮き上がりは1掻き目で大きなエネルギーを使う局面になりますので、なるべくここで力を使わないように

  • 浮き上がる角度
  • 第2キックとプッシュのタイミング

ここを意識して日々の練習取り組んでみてください!

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