【平泳ぎ】沈まなくするには、踵と腰の位置がポイント

「平泳ぎを泳ぐときに腰の位置が下がって沈んでしまう…。」

そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

平泳ぎというのは4泳法の中で最も抵抗が大きく、腰が少し下がるだけで沈んでしまい、推進力がなかなかでない泳ぎになります。

今回の記事でも、YouTubeチャンネル「KAT-TV」で紹介している
「【水泳-平泳ぎ】キック時の踵と腰の位置関係について」の動画を基に、

平泳ぎで腰を落とさないためのキックのポイントについて書いていきます。

是非参考にしてみてください!

 

踵と腰の位置関係について

普段平泳ぎを泳ぐ際、腰の位置と足を引きつけたときの踵の位置関係について意識したことはありますか?

実は正しい位置関係があります!

  • 「かかと」が「腰」より高くなってしまうと…反り腰になりやすく腰が沈む原因に。
  • 「かかと」が「腰」より高くならないと…ボディポジションを高い位置でキープしやすくなる!

 

平泳ぎの中で腰が落ちたまま泳いでしまう方は

足の引きつけの時に踵の位置が腰より高くなっている場合が多いのではないでしょうか。

では、正しい踵と腰の位置関係を作るためのポイントとドリル練習を順番にご紹介していきます!

正しい踵と腰の位置関係について

平泳ぎを泳ぐ中で、踵と腰の位置関係が正しくとれているのかを確認するために

①サイドキック

②ビート板キック

この2つのドリルを用いて、よい例、悪い例とともに動きの解説をしたいと思います!

①サイドキック

まずは、サイドキックから見ていきましょう。

悪い例

足を引きつけた際、踵が背中側に大きく出ているのが分かるかと思います。

こうなると、蹴り始めにつま先でしか水を蹴ることができなくなってしまうため、

踵と腰の位置関係としてはよくない形になります。

良い例

先程の悪い例と比べて、足の引きつけの際に踵が身体に隠れてキックに入っています。

対して、膝は身体の腹側に見えます。

足を引きつける際に、少しだけ膝を身体の方に引き寄せてくるようにしてあげると、

踵と腰の位置関係は正しい位置に持っていきやすくなります。

ただ膝を引きつけすぎてしまうと、抵抗が大きくなってしまうため気を付けましょう。

②ビート板キック

続いて、ビート板キックを見ていきましょう。

悪い例

こちらはキックの悪い例になります。

足を引きつけた際に、踵を持ちあげすぎて腰の位置が下がってしまっています。

これではキックの際に大きく抵抗を受けてしまいます。

また、足を上に持ち上げるようにキックの準備をしているので

足の裏に水が当たらず、キックの際に泡が出てしまっています。

泡が出るということは空気を蹴っているということなので、水が引っかかっていないことになります。

足の引きつけの際は、足が水上に出ないようにしてキックの準備を行いましょう。

良い例

こちらはいい例になります。

キックの準備の際に、踵と腰がほぼ同じ高さで引きつけができています。

このような引きつけ方が出来ると、抵抗の少ないキックが打てるようになります。

平泳ぎのキックの際に腰がどうしても落ちてしまう方は、まず足の引きつけ方について注意しながら取り組んでみてください!

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は平泳ぎのキックの際の、踵と腰の位置関係についての記事でした。

踵と腰の位置関係で踵の方が高いままキックに入ってしまうと

抵抗の大きいキックとなってしまいます。

①サイドキック
②ビート板キック

以上2つのドリル練習で動きの確認をして、効率よく泳ぐために練習していきましょう!

動画内ではお手本映像を交えながら紹介していますのでより細かく動作を見たい方は動画もご覧ください。

今回の記事が参考になった方は
是非是非「KAT-TV」のチャンネル登録もお願いします!

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また次回の記事もお楽しみに!

最後に

いかがでしたでしょうか。今回は、平泳ぎで進むキックを打つための考え方を説明しました。平泳ぎを今よりも上達させ、更なるベストタイムを目指しましょう!

最後にトレシェアというサービスの紹介です!

トレシェアでは、日本代表選手が行っているメニューやドリル練習動画を定期的にアップしています。足を沈ませないコツのみならず、そのほかのテクニック習得方法についても網羅的に勉強することが可能です。

気になる方は是非こちらの紹介記事もご覧ください。

紹介記事:日本代表選手のメニューが見られる!?新サービス『トレシェア』とは?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。