【水泳】水中でチューブを使って練習効果を高める2つの方法

皆さんは水泳のスイム練習でチューブを使って練習したことはあるでしょうか。

チューブを使った陸上練習は多くの方が取り組んだ経験があるかと思いますが、チューブを使ったスイム練習と聞いてピンとこない方もいるのではないでしょうか。

今回はチューブトレーニングにはどんな種類があるのか、またどのような使い方をするのか、

練習効果も含めてご紹介していきたいと思います。

チューブトレーニングの種類

今回ご紹介するのは、以下の2種類のチューブトレーニングです。

  • アシストチューブ
  • レジストチューブ

レジストチューブの「レジスト」の意味は「抵抗すること」や「反抗すること」という意味になります。

腰に巻いて、泳いで引っ張ることで、チューブの張力に負けないように泳いでいきます。

ストロークのテンポを上げていかなければチューブの張力に負けてしまうのでテンポアップの練習には大事になります。

アシストチューブの「アシスト」の意味は何となく分かる方も多いと思いますが「手伝う」という意味です。

レジストチューブと同様に腰に巻いて使います。

引っ張って縮む力(収縮力)を利用して普段よりも速く泳ぐことができます。

※チューブを腰に巻く際は腰を痛めないように注意しながら装着しましょう。

チューブトレーニングの練習法法とメリット

先程紹介した2種類のチューブについて、それぞれの使用方法と練習効果について、写真を交えながら使い方の説明をしていきます。

アシストチューブ

まずはストリームラインで引っ張ってもらいます。

実は引っ張る方も結構きつい練習になるんです。

この練習では、けのびの姿勢で身体の周りに水が流れるのを感じることができます。

少しでも抵抗があるとその部分に水圧がかかるため、ストリームラインのフォーム修正にも活用できます。

続いて、25m全力スイムです。アシストチューブの一般的な使い方です。

チューブのおかげで普段より速いスピードが出るので、自身の最大限のスピード以上のスピードを感じることができます。

レジストチューブ

レジストチューブを使ったトレーニングをご紹介していきます。

今回行っていくのは【20秒間全力スイム/10秒休憩×4セット】

セットが進むにつれて、だんだんとテンポが落ちてきてストローク回数も減少し呼吸回数は増加しています。

このようにチューブを使うことで、追い込む練習をすることができます。

普段から行っている追い込み練習のようにタイムによる制限だけでなく、ここではチューブを引っ張る距離を制限にして追い込むことで、練習のマンネリ化を防ぐことができるのも大きな魅力です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

本日は、チューブを使ったスイムトレーニングの紹介でした。

  • アシストチューブ
  • レジストチューブ

以上2種類のチューブトレーニングについて、練習方法とメリットをご紹介していきました。

アシストチューブでは、チューブの収縮力を利用して泳ぐことで
普段よりも速いスピードを体感することができます。
姿勢が崩れると水の抵抗を大きく受けるので、姿勢改善にも効果が期待できます。

レジストチューブでは、チューブを引っ張る際の張力に負けないように泳ぐことで
力強い泳ぎの練習ができます。
普段のスイム練習ではできないような追い込み練習もすることができるので、
効果的な練習ができるだけでなく、練習のマンネリ化の解消も期待できます。

なかなか普段からチューブを使う機会は多くないかとは思いますが、

是非一度チューブを使ったスイム練習にもチャレンジしてみてください!

皆さんの練習の幅を大きく広げてくれること間違い無しです!

動画内ではお手本映像を交えながら紹介していますので、より細かく動作を見たい方は動画もご覧ください。

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最後に

いかがでしたでしょうか。今回はチューブを使った練習で意識すべきことや具体的なメニュー例を紹介させていただきました。行った練習を成果につなげるためにも、しっかりとポイントを押さえたメニュー設計をしていきましょう。

狙った練習効果を生むためのメニュー設計は、とても難しく悩まれることも多いと思います。日本代表選手を輩出しているコーチ陣が、メニュー設計のポイントを紹介しているトレシェアというサービスもあるので、気になる方は是非みてみてください。

関連記事:日本代表選手のメニューが見られる!?新サービス『トレシェア』とは?

また、コーチの方でより効果的な練習メニューを考えたいという方向けにも記事がありますので、是非ご覧ください。

参考記事:【コーチ向け】選手を成長させるために効率的に学び続けよう!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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