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【水泳-クロール】中級者向け。S字とI字のストロークにおける違いを解説

皆さんはクロールを泳ぐ上でS字とかI字とか聞いたことはありますか?

最近ではあまり聞かない方も多いとは思いますが、そんな【S字】【I字】について今回は詳しくご紹介していきたいと思います!

今回も最後まで是非ご覧いただき参考にしていただければ幸いです。

S字ストロークとI字ストロークとは・・・?

そもそもS字ストロークとI字ストロークの違いですが、S字とは名前の通りSの文字のようにストロークをする時に描きながら泳ぐやり方となります。一般的には【長距離向け】の泳ぎ方とされています。

I字とは手の入水をしてからそのまま直線的に後方に水を押していく軌道になります。一般的には【短距離向け】の泳ぎ方とされています。

また、S字ストロークやI字ストロークはストロークを行う際の手の軌道になります。

前置きが長くなりましたが、ここから2つの軌道や特徴をご紹介していきます!

ストローク方法の特徴

まずはS字ストロークとI字ストロークについて特徴を説明していきます!

①S字ストロークの特徴

まずは画像をご覧ください!

ストロークをの軌道をまずは確認していきましょう。

S字ストロークでは手の入水から少し横に開いてそこからキャッチ動作で水を掴み、
少し脇を閉じながら最後プッシュ動作まで行うことがポイントになっています。
最後フィニッシュで外側に開くので軌道がSのようになります。

S字ストロークの特徴としては、
比較的パワーがない方でも楽に長く泳ぎやすいことです。

そのため長い距離を泳ぐ際やゆっくり泳ぎたい方にはオススメなやり方になります。

しかしデメリットとしては、
回転が上がりにくいため、結果的にスピードがあまり出ず
短い距離でのスピードを出す方法としてはあまり適していない方法になります。
その点を頭に入れながら練習してみましょう!

②I字ストロークの特徴

まずは画像をご覧ください!

次はI字ストロークについてです。

I字ストロークの特徴としては、
入水をしてからキャッチ動作、プッシュ動作までを一直線で掻き切ることがポイントです!

また、I字ストロークのメリットとしては、
回転が上がりやすく短い距離でスピードを出したい時にはオススメな方法になります。

しかしI字ストロークのデメリットとしては、
回転数が上がるため1ストロークで水をしっかりと押さなければならないため、
パワーが必要になってきます。

トップ選手では近年短い距離の場合、
I字ストロークで泳ぐ選手が多くなっていますが、自分に合うやり方で練習をしてみてください!

③S字ストロークとI字ストロークのメリット・デメリットの紹介

ここまではS字ストロークとI字ストロークの特徴をご紹介していきましたが、
実際にどちらのやり方がいいのか分からない方も多いと思いますので、
少し説明をしていきますが、こちらは1つの参考として捉えていただけると嬉しいです。

基本的には、
S字ストロークは楽に大きく泳ぎたい方や中長距離向けの泳ぎ方で
I字ストロークは短距離でスピードを出して泳ぎたい方や
短距離向けの泳ぎ方という認識ではいると思います。

その中でも、I字ストロークの方が難易度としては高めです。

理由としては先程もご説明した通り、
1ストロークでしっかりと水を押しきるパワーが必要です。
そのため、長く泳ぎたい方が行ってしまうとただ速く回転を上げて手を回して進まずに、
結果的に疲れてしまい、後半体力がいつも以上に落ちやすくなってしまいます。

また、S字ストロークでも手の軌道ばかりを意識してしまうと
速く泳ぎたい場合は、テンポが上がらずにスピードが出にくい方法になります。

そういったメリットやデメリットを理解した上で、
それぞれの方法を練習を通じて試してみてください!

▼S字ストロークとI字ストロークの比較

まとめ

今回の内容はいかがでしたでしょうか。

クロールのストロークについてご紹介をしていきました。

S字ストロークとI字ストロークは、
ストロークを行う際の【手の軌道】になります。

今日のポイントとしては・・・

・S字ストロークでは比較的楽に長く泳ぐやり方
・I字ストロークでは短距離でスピードを出すやり方

上記内容に加えてそれぞれのメリットとデメリットを理解した中で
沢山試して泳いでみてください!

詳しい内容はKAT-TVの動画内でご紹介しているので、是非チャンネル登録もよろしくお願いします!

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