【水泳】正しいクロールの呼吸動作を習得する練習法4選!

クロールの呼吸動作に苦手意識を持っている方は、どの程度いらっしゃるでしょうか。クロールの呼吸は、水泳の中でも習得するのに時間がかかる難しい動作になります。

うまく呼吸ができないと、長い距離を泳ぐことが困難になってしまったり

呼吸時に水を飲んでしまうととても苦しかったり、水泳を続けることさえも嫌になってしまうかもしれません。

今回はクロールの呼吸動作について、初心者向けに練習方法をご紹介していきます。

いくつかのドリルを交えながら順を追って解説していきますので、呼吸動作で苦戦している方は是非最後までご覧いただき、挑戦してみてください!

クロールの呼吸動作に繋がるドリル4選

今回は4種類のドリルをご紹介していきます。

顔入れビート板キック

まず一つ目は、ビート板を持った顔入れのバタ足です。

一見、呼吸の練習とは関係が無いようにも見えますが、しっかりと息を吐くことがポイントです。

クロールを泳いでいて、呼吸をしているはずなのに、息が苦しいと感じる方はいらっしゃるのではないでしょうか。

その場合、息を吸うことばかりに意識しすぎて、しっかりと息を吐けていないことが多いです。

顔を付けている間にしっかりと息を吐くことができると

スムーズな呼吸動作に繋げていくことができるのでぜひ意識してみてください。

壁持ちクロール

2つ目は壁を持った状態でのクロールになります。

壁を持つことで手が落ちなくなり、耳の後ろが腕から離れずに身体を水面に近いところで理想的なボディポジションを保ちながら、呼吸動作の練習を行うことができます。

呼吸姿勢の練習を行う種目ですが、このときもしっかりと顔を付けている間は息を吐くようにし、吸う、吐くの動作がスムーズに行えるよう

呼吸動作の練習も一緒に行えると素晴らしいです。

慌てる必要は無いので丁寧に取り組んでいきましょう。

ビート板クロール

続いてビート板を持ったクロールです。

先程の壁よりも一段階レベルが上がり、姿勢がやや不安定になります。

このとき、手はビート板を握るのではなく、ビート板の上に手を置いて行えると良いです。

ここで、いきなり呼吸動作を行って水を飲んでしまわないか不安な場合は、無理に呼吸は行わず、まずは呼吸姿勢を作ってみて口や鼻が水面から出るか確かめましょう。

注意点として、呼吸時に水を飲んでしまうことを恐れて頭が大きく上がってしまうと、逆に身体が沈んでしまい正しい呼吸姿勢が取れなくなります。

壁持ちで練習したように水面に近いところで正しい姿勢で呼吸をすることを大事にしながら取り組んでいきましょう。

片手クロール

最後は片手クロールです。

何も持たない状態で、手を回すのに合わせて呼吸動作を行っていきます。

左右どちらでも呼吸できると良いですが、最初は得意な方から取り組んでみましょう。

呼吸する側と反対の手が下に落ちないよう、真っすぐに前に伸ばして行います。

ポイントとして、伸ばしている方の手はずっと固定しておくよりも呼吸するタイミングに合わせて前に伸ばすようにして泳いでいくことです。

伸びのあるクロールを泳ぐために活きてくるのでぜひ意識して取り組んでみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はクロールの呼吸動作に繋がるドリルを4つご紹介してきました。

順を追っておさらいしていきましょう。

顔入れビート板キックでは、しっかりと息を吐く動作を意識して取り組みましょう。

壁持ちクロールでは理想的なボディポジションでの呼吸姿勢の練習とともに、

呼吸のタイミングに合わせて吸ったり吐いたりが行えるよう意識していきましょう。

ビート板クロールではやや不安定な状態になりますがしっかりと呼吸姿勢を意識して、

最初は無理に呼吸せず、形や姿勢を大事にしながら取り組みましょう。

片手クロールでは実際のクロールの形に近い状態になります。

最初は得意な方だけで構いませんので、手が落ちないようにこちらも姿勢に気を付けながら取り組んでいきましょう。

より細かく動作を見たい方は動画内もご覧いただき、一緒に取り組んでみてください。

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