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【元日本代表が解説】水泳で楽に呼吸をする為に意識すべき2つのポイント

水泳が他のスポーツと違うポイントは呼吸です。
最適な呼吸法を身につけて、苦しくない泳ぎが出来るようになりましょう。

水泳の呼吸で気を付けたいポイント

どの泳法でも共通で言える事を今回は説明したいと思います。
もちろん個々の泳ぎ方でのテクニックもありますが、共通のテクニックとして是非覚えておいて下さい。

大事な事は息を吐く事!

まず第一に呼吸で大事な事は、息を吐く事です。
意外と知られていませんが、息が苦しくなるというのは二酸化炭素が体内に増えた結果、苦しいと感じているのです。
苦しい、苦しいと思って、息を吸おうとばかりしてしまうと、いつまでたっても息を吸う事が出来ず、また二酸化炭素が体内にたまるので余計に苦しくなってしまうのです。

何かボールに空気を入れる時、パンパンにはったボールに空気をいれるのと、凹んだボールに空気を入れるのはどちらが簡単でしょうか。
そう、凹んでいた方が楽ですね。
息を吸った状態では息を吸う事はできません。
しっかりと吐きましょう。

8割で吸う

たくさん息を吸ったら、確かに呼吸を我慢する事は出来ます。
しかし僕らがやっている競泳は、スピードを競う競技です。

息をたくさん吸おうとし過ぎるよりも、普段から呼吸を8割位にとどめておくことでスムーズな呼吸が出来ます。
また何か水が入ってきたとしても焦ることなく対処することができるようになります。
腹八分目ならぬ、肺八分目を心がけましょう。

いかがだったでしょうか。
呼吸はどの種目でも大切な事です。
是非とも普段の呼吸の方法から意識をしてトレーニングしてみてくださいね。

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