水泳をやっている中で、自分の肺にどれくらい空気を溜め込んでいたら浮きやすいかを知っていますか?
今回の練習では、一風変わった、浮く練習と、沈む練習をしていきましょう。
初心者の人も、上級者の人も是非やっていただきたい練習になります。
浮いた状態でのバランスをとる
まずは基本的な所からいきましょう。
大きく息を吸った状態から、身体を縮めて浮く練習を行ないます。
体脂肪率や筋肉量で人によって浮き方が異なります。
浮いた状態で、身体が左右にぶれないようにバランスをとってみましょう。
ピタッととまれるようになるように目指します。
続いて、身体を左右にねじってみましょう。
肩を沈めるようにして、左右が交互に沈むようにします。
身体は縮めたままですよ。
ここで養ってもらいたい感覚は、身体が浮いた状態の感覚になります。
なかなか身体が浮いた状態でゆっくりと身体を動かすことはやらないので、ちょっとやるだけでもだいぶ感覚がつかめますよ。
この感覚を養うことで、水中での泳ぎがやりやすくなります。
息を吐いて沈む練習
続いて別の練習を行なっていきましょう。
今度は、沈む練習をしてきます。
なかなか競泳をやっていて、沈むという練習はやらないのではないでしょうか。
今回の目的は何だと思いますか?
それは、肺の空気量を知ることになります。
先ほどの浮いた状態から徐々に息を吐いていきます。
ゆっくりとはいていきましょう。
あるポイントから、身体が沈むようになっていきます。
肺の中の空気が少なくなったことで身体が沈むようになっていきます。
息をどれくらい吐いたら沈むのか。身体はどこが沈みやすいのかなどを意識して、何回かこの動作をやっていきましょう。
どちらの練習も水に浮き沈みする感覚を養えるように、意識的に練習してきましょう。
無意識に、沈むだけ、浮くだけの練習では意味がありません。
しっかりと水に対する感覚を養って、より楽により速く泳げるようにしましょう。
この記事は、youtube内『Natation pour tous』様の貴重な動画を引用させて頂き、解説しております。
何かご質問等があれば、画面下部のコメント欄よりご質問下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は水の感覚を養う目的の、練習方法を紹介させていただきました。日々の練習にプラスアルファする内容として、少しでも参考になりましたら幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。