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代替

背泳ぎの手の動きはかなり特殊です。
身体の構造もそうですが、野球のボールを投げる動作など、基本的には前回しの動きが多い為、後ろ回しの動作は不得意な人がほとんどです。
では、どうしたらいいのでしょうか。


腕の回転スピードを上げる

肩はどんな構造になっているか知っていますか?
良くご存じだと思いますが、肩は球状関節になっています。


肩甲骨の写真

https://joint.kenkou-100.com/2007/01/post_3.htmlより引用



その為、非常に複雑な動きを実現することが出来ます。
但し自由に動かせると言う事は、間違えやすいと言う事でもあります。
背泳ぎの肩の動かし方をどうやってマスターしていけばよいのでしょうか?


そう、肩を全力でまわす事です。
正しい肩の動かし方をしながら速く動かすということを同時にいきなりやろうとしても難しいのは分かりますね。
正しい肩の回し方は、徐々に学んでいくとして、今回のドリルは速く動かす為のドリルになります。


今回のドリルは肩の回転スピードを上げるようになるのと同時にパワーアップにもつながります。
早速やっていきましょう。といってもシンプルですが。


キックも全力で打ちながら腕の回転をとにかく上げていきます。
注力すべきは腕の回転です。


とはいえいつも通りの泳ぎでやっては、腕の回転が上がりづらいです。
その為ヘッドアップをして泳ぐようにします。アゴを引いて頭が水面から出るようにします。
この目的はなんでしょうか?


そう、上半身を上げる事が目的となります。特に肩を水面から上げる事が目的となります。
水中で手を動かすのと、空気中で動かすのはどっちが速く動かせるかは一目瞭然ですね。


しっかりと身体を上げた場合は、キックをしっかり打てないと下半身が沈んでしまいます。
腕だけにとらわれずキックもしっかりと打ちながら、腕の最高回転スピードを見につけられるようにしましょう!


この記事は、youtube内『theraceclub』様の貴重な動画を引用させて頂き、解説しております。
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