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【水泳-スカーリング】ストローク効率を高める3種類はコレ!

皆さんはスカーリングについてどのような印象をお持ちでしょうか。

  • 難しいけれど上手にできるようになりたい!
  • マスターしたらかっこいい!

スカーリングの練習をしたことがある方は多いのではないかと思います。

しかし、見た目が地味な割にやってみると意外ときつく、なかなか進まないのでついつい避けてしまう方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなスカーリングについての記事になります。

スカーリングの練習はどのように行うのか、何のために行うのかを詳しく説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください!

 

スカーリングとは何か

そもそもスカーリングとはどういったものかというと

簡潔に述べるならば、手のひらと腕で”水を触る練習”だと思ってください。

今回、何種類かのスカーリングについてご紹介していきますが、”水を触る”練習という点ではどれも同じになります。

ではなぜ水泳ではスカーリング練習を行うのでしょうか。

スカーリングを実施する目的

先程、スカーリングは水を触る練習だと説明しましたが、その際に、手のひらや腕に水がしっかりと当たる”感覚”を養うことができます。

この練習の際に速く進もうとしてはいけません!

どこに水が当たっているのかをしっかりと感じながら、正しい場所で水をとらえることが大切になってきます。

また、どういった腕の角度、どういった手の位置や深さでやるとしっかりと水が当たる感覚があるのか、を考えながら行うことができると、なお良いでしょう。

スカーリングのポイント

スカーリングにもいくつか種類がありますが、今回は3つのスカーリングについてご紹介していきます。

フロントスカーリング

まずは、フロントスカーリングです。

「フロント」とは「正面」という意味があるので、必ず身体の前で行えるようにしましょう。

ポイント➀:手のひらの向き
前に進みたいので、水を後方へ流せるように
手のひらは常に後ろに向けた状態で動かせるとよいでしょう。

ポイント②:指の間は自然な開きで
力を入れすぎてしまうとじゃんけんのパーのように指の間が開いてしまいます。
そうなると、指の間から水が逃げてしまい、しっかりと水をかくことができません。
とはいえ、力を入れて指の間を閉じてもうまく水は触れないので、
「自然な指の開き」でスカーリングができるといいでしょう。

ポイント③:手首の返しを意識する
外に手を動かすときは手のひらを外に向けて行います。
反対に内側に手を動かすときは手のひらを内側に向けるようにして
手首の返しを意識しながら行えるとよいでしょう。

応用編:クランチフロントスカーリング

応用になりますが、クランチフロントスカーリングというものがあります。

画像のように、膝を抱えることでわざと抵抗を作ります。

抵抗を作ったうえでスカーリングをするので、しっかりと水をとらえられていないと前に進むことができません。

手のひらで水の重さをより意識するためにやってみてください!

キャッチスカーリング

続いてキャッチスカーリングです。

キャッチ動作で水をかく際に、腕を内旋させて肘が天井を向くようにして立てていきます。

曲げたときに肘が横に寝てしまわないように意識しながら取り組みましょう。

ポイント➀:肘から指先にかけて「面」で水をつかむように意識する
当然ですが、水をとらえる面積は大きいほど良いです。
水をとらえる部分が手のひらだけになってしまわないように、
前腕も使ってしっかりと水をとらえる意識を持てるといいでしょう。

ポイント②:肩甲骨を挙上させた状態で行う
ただ腕だけを伸ばすのではなく、肩甲骨ごと肩から前に出して行えるよ良いでしょう。
より遠くの水をつかみに行くイメージでやってみてください!

悪い例①:肘を引いてしまう
肩甲骨を挙上させた状態でできていないと肘を引いてしまいます。
身体の前で肘を立てる動作を意識して行いましょう。

悪い例②:肘が横に寝てしまう
また、腕を曲げた際に腕の内旋動作ができていないと肘が横に寝てしまいます。
しっかりと腕を内旋して肘を立てる動作をしていきましょう。
なるべく遠くの水をキャッチするイメージでやってみてください。

プッシュスカーリング

3つ目はプッシュスカーリングです。

小さい前ならいの状態からみぞおち当たりの水をももの横まで押していきます。

クロールで言うとフィニッシュ(かき終わり)の部分になるので、

しっかりと後方に水を押す意識で行いましょう。

ポイント➀:水を押したときにお腹に力をいれる
お腹の力が抜けていると、水を押した際に身体が上下動してしまいます。
しっかりと姿勢を保つためにもお腹の力を入れた状態で水を押していきましょう。

ポイント②:脇をしめた状態で行う
脇が開くとそこから水が逃げてしまうのとともにプッシュ時の力が入りづらくなります。
脇をしめ、最後までかききることができると
画像の様に、上から見たときに手のひらが天井を向くようになります!

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

スカーリングにもいろいろな種類がありますね。

今日ご紹介したのは三種類

  1. フロントスカーリング
  2. キャッチスカーリング
  3. プッシュスカーリング

これらを繋げて一つのストローク動作になるようにしてみてください。

また、スカーリングはクロールに限らず他の4泳法にも繋げて応用できるので、練習の際はぜひ今日の内容もやってみてください!

動画内ではお手本映像を交えながら紹介していますので、より細かく動作を見たい方は動画版もご覧ください。

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