
皆さんは普段どんなことを意識しながら飛込みを行っているでしょうか?
そもそも飛込みができる練習環境が整ったプールというのは限られているので
飛込み練習をする機会もそこまで多くないのではないでしょうか。
今回の記事はそんな飛込みについてご紹介したいと思います。
こういうやり方がありますよというご紹介なので知っておくだけでも
今後の練習に役立つ内容となっております。
今回もKAT-TVの動画を基に記事を書いていきます!
飛込みが出来る大きいプールなどに行った際は、ぜひ参考にしてみてください!
飛込みあるある
まずは初心者の方に多い飛込みの悪い例になります。
①前を見てしまい腹打ちしてしまう
②跳ぶ方向が前ではなく上になってしまう
③入水直前で膝が曲がってしまう
④身体が斜めに傾いて入水している
いかがでしょうか。初心者によくある悪い例を挙げてみました。胸打ちはとても痛いですよね。
やはり頭が出てしまうと胸打ち、腹打ちをしてしまいます。
では、①~④の飛込みの悪い例にならないようにするためにできる基礎練習を
段階を追って順番にご紹介していきます。
練習方法の紹介
ここでは簡単にできる練習方法の紹介をしていきます。
行う際は十分に安全を確保したうえでやってみてください!
①しゃがみ込んでそのまま倒れこむ
一つ目の練習です。最初はなるべく低いところから行いましょう。
プルブイを挟み、両足の指をプールサイドにひっかけた状態でしゃがみます。
ここで大事なのは「倒れこむ」という点です。
飛ぼうとせずに水へ倒れこむようにして練習しましょう!
注意点としては、顔が前を向いてしまうと胸打ちや腹打ちの原因になってしまうので
指先から入るというところをまず練習していきましょう。
頭が出ると指先からの入水が出来ないので、
必ずストリームラインの姿勢を崩さないように倒れることを意識してやってみてください。
倒れこむ練習はプルブイを足に挟んだ状態で行いましょう。
プルブイを足に挟む理由は、足が離れないようにするためになります。
最初は足がばらつかないための意識として、プルブイを足に挟んでから行いましょう!
②腰を上げてから倒れこむ
2つ目は先ほどの姿勢から腰を持ち上げた姿勢での練習になります。
これもプルブイを挟んで練習するといいでしょう。
姿勢としてはしゃがんだ状態から腰を持ち上げていきます。
だんだんと腰を持ち上げてくると上半身が傾いて指先が水面に向くタイミングがあります。
目安としては指先が5mの線より少し手前の位置に伸ばして
角度を合わせるとちょうどよく入水しやすいです。
何度かやってみて自分に合った角度を見つけてみましょう!
中途半端に腰を上げてしまうと、
水面ではなく前方へ指先が向いてしまい、腹打ち・胸打ちにつながってしまいます。
逆に指先が真下に向いてしまうと、
急角度で入水してしまいちても危険な飛込みになりますので注意していきましょう!
指先の向き角度の準備ができたらこの姿勢のまま倒れこんでいきます。
飛込みの形に近づいてきましたがまだ完成ではありません!
このままだと足が伸び切っていないので、画像の様に太ももの前側で抵抗を作ってしまっています。
腹打ちではありませんが足に水が当たり、抵抗が大きくなっているのでここを修正していきましょう。
③最後に膝を伸ばし切る
最後の練習です!
①で紹介した、「しゃがんだ姿勢」から、
②で紹介した「腰を上げた姿勢」で指先が水面を向くところまでは先程と同じになります。
このまま倒れこんでいくのですが、足が台から離れる一歩手前で膝を思い切り伸ばします!
こうすることで指先から入水した後に、頭、腰と入っていき
最後は足先が入るという「一点入水」がしやすくなります。
ポイントとしてはしっかりと倒れこむことです。
倒れこみが甘く、構えたところから飛ぼうとすると
上向きに飛んでしまい悪い例で紹介したような飛込みになってしまうので注意しましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
本日は、飛込みの初心者によくある内容とその練習方法についての記事でした。
練習方法として
- しゃがみこんでそのまま倒れこむ
- 腰を上げてから倒れこむ
- 最後に膝を伸ばし切る
の3つを紹介させていただきました。
飛込みは水泳の中で最もスピードが出る瞬間です。
スタートの勢いをそのまま泳ぎに繋げていくためにも抵抗を受けない飛込み方を練習していきましょう。
もちろん上級者になると飛ぶ際に意識するところが増えてきますが、
まずは今回紹介したような、抵抗を受けない飛び方を大事にして取り組んでみてください。
動画での解説もありますので、是非ご覧ください。
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