皆さん、こんにちは!
今回はバタフライのリカバリーについてお話していきます!
皆さんはバタフライを泳いでいて、手を前に戻す際に左右の手がバラバラになってしまうことはありませんか?
初心者の方や小さいお子様によくあることなのですが、
左右の手を戻すタイミングが悪いと見た目もカッコ悪いバタフライになってしまいますよね…
また、試合でバタフライを泳ぐ際はリカバリーが左右バラバラだと泳法違反で失格になってしまうこともあります!
そうならない為にも今からバタフライのリカバリー動作を改善するポイントとドリル練習を3つご紹介します!
是非最後までご覧いただき、カッコいいバタフライを目指しましょう!
リカバリーの良い例と悪い例
ではまず、バタフライのリカバリー動作の良い例と悪い例を見比べてみましょう!
リカバリー動作の悪い例
手を戻すタイミングが左右バラバラになっている

このような悪いリカバリー動作には2つの原因が考えられます!
①プッシュの幅が左右でバラバラになっている

水を搔き終わったフィニッシュの幅が左右で違うとリカバリー動作も左右バラバラになってしまいます。
②身体が傾いて泳いでいる

バタフライを泳ぐ際に体幹がブレてしまうと腕を上手に前に戻せなくなってしまい、
左右バラバラのリカバリーになってしまいます。
リカバリー動作の良い例
では次に、リカバリー動作の良い例を見てみましょう!

手を戻すタイミングが左右で一緒になっているのが分かりますね!
バタフライのリカバリー動作を改善する為のポイントは以下の2つのポイントを意識してみましょう!
- プッシュの幅が左右で同じになるように泳ぐ
- 体幹を安定させて身体の軸を作ったまま泳ぐ
リカバリー動作を改善するドリル練習3選
先ほどのポイントを意識しやすくするドリル練習を3つご紹介しますので実際にチャレンジしてみましょう!
ドリル練習① プッシュスカーリング
このドリル練習では左右のプッシュの幅が同じになるように泳ぐことが重要になります!

肩に力が入り過ぎた状態だと左右で差がでてしまうこともあるので、なるべく肩の力を抜いた状態でやってみましょう!
ドリル練習② スライドリカバリー
このドリル練習ではビート板を2枚使用して、バタ足をしながらビート板をスライドさせて泳ぎます!

ビート板をスライドさせる際は手や腕に力が入り過ぎてしまうと
ビート板が沈んでしまい、うまくスライドできなくなってしまいます。
このドリル練習でも肩や手の力はなるべく抜いて、水面を滑るように
背中や肩甲骨の辺りから腕を動かしてビート板をスライドさせてみましょう!

また、ただスライドさせるのではなく左右の腕を動かすスピードや
タイミングがバラバラにならないよう気を付けながらやってみましょう!
ドリル練習③ アンクルブイバタフライ
このドリル練習では通常太ももに挟むプルブイを足首に挟んでバタフライを泳ぎます!
バタフライを泳いでいると身体が斜めに傾いてしまう…
そんな方にはこのドリル練習がおススメです!
プルブイを足首につけることで身体の軸や水中でバランスを保つことを意識しやすくなります!


ポイントは足首に挟んだプルブイを水中へ沈めたまま泳ぐ!
体幹が抜けてしまい力が入っていない状態でバタフライを泳いでしまうと、足首に挟んだプルブイが浮かんできてしまいます。
プルブイが浮かんだ姿勢のままバタフライを泳いでしまうと
体幹が安定せずに身体が傾いてしまったり、腰を痛めてしまうこともあります。
少し上級者向けのドリル練習なので、難しい方は脛の間など膝より下の位置でプルブイを挟んで練習してみましょう!
プルブイを使用する場合は太ももの間で挟んで練習することが多いと思いますが、
このドリル練習では膝より下の位置でプルブイを挟むことでより効果的に水中での姿勢を意識しながら練習することができます!
皆さんも是非チャレンジしてみましょう!!
まとめ
皆さん、いかがだったでしょうか?
今回はバタフライのリカバリー動作を改善する為のドリル練習についてお話させていただきました!
バタフライのリカバリー動作を改善する為には
- プッシュの幅を左右同じにする
- 水中での姿勢をキープする
これらのポイントを意識して練習に取り組んでみましょう!!
詳しい内容はKAT-TVの動画内でご紹介していますので、ぜひチャンネル登録もお願いします!!
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