皆さんはキック数によってクロールの呼び方が変わることを知っていますか?
2ビートクロール・4ビートクロール・6ビートクロールなど…
距離によって、どのキック数が適切なのか、
どれが1番自分に合っているのかなど、クロールのキック数ひとつで、考えることはたくさんあります。
そこで今回は、その中でも2ビートクロールについて皆さんに分かりやすく解説していきたいと思います!
タイミングが合わない、直ぐ疲れてしまうといった方に
必見の内容となっておりますので是非最後までご覧ください!
2ビートクロールとは?
まず初めに、2ビートクロールとは何なのかについて解説していきます。
2ビートクロールとは、
右手と左手を1回ずつ回した際に、2回のキックを打つクロール
のことを言います。
4ビートクロールだと、右手と左手を1回ずつ回した際に、4回のキックを打つクロールということになります。
2ビートクロールでは
- 右手を掻く際に右足でキックを打つ
- 左手を掻く際に左足でキックを打つ
のように、腕と同じ方向の足でキックを打ちます。
2ビートクロールの練習方法
簡単そうに見える2ビートクロールですが、実は意外と難しいんです。
そこで次は、2ビートクロールの練習方法について解説していきたいと思います。
【陸上】2ビートクロールの練習方法
2ビートクロールの陸上でできる練習方法としては
- 右手を掻くときに右足を踏み出す
- 左手を掻くときに左足を踏み出す
ウォーキングをしながらタイミングを確認していく練習方法になります。
また、掻いている手の反対側の手は、入水に向かって動いていると思います。
そこで、上級者の方は入水する側の手を、遠くに入水させる意識が持てるようになると
より効果的となりますので是非意識して行ってみて下さい!
【水中】2ビートクロールの練習方法
では続いては、水中での練習方法(ドリル練習)を紹介していきます。
①片足キック
左足が一緒に動かないように気をつけましょう!
また、ダウンキックの後はアップキックを使い、フラットな姿勢まで戻せるようにしましょう!
この練習は体幹を意識して行わないと体がブレてしまって、
あまり意味の無い練習になってしまうので気をつけましょう!
また、タイミングも大事ですが、力強く水中でキックを蹴りこめるようにも意識しておこないましょう!
②ドルフィンクロール
ストロークとキックを合わせるようなタイミングで行いましょう!
また、キック後に足が曲がっていたりすると効率よく体重が乗らなくなるので気をつけましょう!
タイミングはあっているはずなのに体重が前に乗らない方は、入水ポイントを少しだけ手前にして、
深い位置にしてあげることで、体重が前に乗りやすくなるので是非やってみて下さい!
その際には、肘が曲がってしまわないように注意して行うようにしましょう!
2ビートクロール解説
最後に2ビートクロールの良い例を見てみましょう!
先ほどもお伝えした通り、
- 右手のストロークに合わせて右足のキック
- 左手のストロークに合わせて左足のキック
を合わせられるようにしましょう!
また、キックをした後の足の動きにも意識をして、蹴り終わりで水面近くの高い位置まで戻せるようにしましょう!
皆さんも田渕コーチのように伸びのある2ビートクロールが出来るように練習してみてください!
まとめ
2ビートクロールいかがでしたでしょうか?
2ビートクロールとは、、、
- 右手を掻く際に右足でキックを打つ
- 左手を掻く際に左足でキックを打つ
様な泳ぎ方のクロールを言います。
1ストロークに1回ずつのキック数の為、省エネな泳ぎ方が可能となり
長距離を楽に泳ぎたい方にはおススメの泳ぎ方になります!
効率よく進むためにも
- 右手のストロークに合わせて右足のキック
- 左手のストロークに合わせて左足のキック
このタイミングをしっかりとあわせて泳げるようにしましょう!
今回の記事の内容を動画で詳しく知りたい方はぜひこちらの動画も併せてご覧ください!
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