泳ぎってなかなか陸上から見ても良く分かりませんよね。
今回は横から撮影した珍しい映像をつかった解説です。
萩野選手の模範クロール
モデルとなっているのは今話題の萩野公介選手。日本のエースですね。
いくつかポイントを解説していきます。
自分に足りない部分などを参考に真似してみましょう。
まず特筆すべきは左手が入水した時の伸び。
伸びあがった状態でしばらく姿勢を取り水を捉え続けています。
右手が入水するまで待っているこのキャッチは驚き物です。
また左手のリカバリーも水面ギリギリを通り抵抗のないリカバリーが出来ています。
続いて下半身に移りましょう。
腰を見て頂きたいのですが、上半身を見たときに比べてかなり動きが小さく感じませんか。
体幹を使いつつ腰を固定する事で十二分にパワフルなキックを使えています。
もちろん腰のひねりなども活用していますが、やはりこの腰のローリングのコンパクトさは素晴らしいですよね。
キックも常に打ち続け、股関節や膝を柔軟に使い、水を後方へと押し出しています。
キックのタイミングは他の選手のように規則的のようで規則的ではないキックなのでこの辺りも参考になりますね。
日本トップレベルの選手の映像をここまで丁寧に見る事はなかなかできません。
何度も見返して、自分に足りないポイントを補っていきましょう!
この記事は、youtube内『スポーツ動作解析 .COM』様の貴重な動画を引用させて頂き、解説しております。
何かご質問等があれば、画面下部のコメント欄よりご質問下さい。
萩野さんは、クロールの泳ぎ方がいきおいがあって早くてキックもよくすごい。
そうですよね!凄く勉強になりますよね!
萩野さんのようなしなやかでパワフルなキックが打てるようになるにはどのようなキックのドリルを行い何を意識しながら練習したら良いでしょうか?
コメントありがとうございます。
なかなか難しい質問ですね。
とにかく意識すべきポイントは、”水を後ろに押す”ことですね。
しかもダウンキックとアップキック両方で出来るようになる必要があります。
例えば、バーティカルキックなんかはお勧めです。
難点はなかなか出来る場所がないのですが・・・