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【競泳用シュノーケルを比較!】自分に合ったタイプを考えるポイントが分かる。

プールにいくとシュノーケルを使っている人を見かけることがありますよね。
自分もこれからシュノーケルを使い始めようかな。と思っている方で、

「自分に合ったシュノーケルがよく分からない」
「そもそもシュノーケルを使った練習の目的がイマイチ分かっていない」

という方はいらっしゃいませんか?
この記事では、シュノーケルを使う目的と、その目的を踏まえてオススメのシュノーケルを紹介します。水泳の練習でシュノーケルの活用を検討されている方は、是非ご覧ください!

シュノーケルを使う目的

では早速、シュノーケルを使う目的について整理していきましょう。水泳の練習でシュノーケルを使う目的は、大きく次の2つです。

目的1. 心肺機能の強化
目的2. 泳ぎの改善効率を高める

1つずつみていきましょう。まず目的1の「心肺機能の強化」についてです。シュノーケルを付けることで、通常よりも息が吸いづらい状態を作ることができます。そうすることで、呼吸をする時に使う筋肉の「横隔膜」を鍛えることができ、心肺機能の強化につながります。この「横隔膜」への意識を泳ぎながらすることはなかなか難しいので、シュノーケルを付けて、無意識的に鍛える練習も大切になってきます。

目的2の「泳ぎの改善効率を高める」についてです。こちらについては具体例を上げて説明できればと思います。例えば、シュノーケルを付けることで呼吸動作がなくなり、その分ストロークやキックなど1動作に集中しやすくなるという例が上げられます。また他の例としても、クロールでは左右呼吸のどちらかを多く行うケースも多く、泳ぎのバランスが左右で崩れることがあります。シュノーケルを付けることで、左右対称のバランスをとって泳ぎを整えることができます

このような形で、シュノーケルを練習で活用すると、今よりもさらに効果的な練習が可能になります。

 

おすすめのシュノーケル

「心肺機能の強化」と「泳ぎの改善効率を高める」の2つの目的を押さえた上で、おすすめのシュノーケルをみていきましょう。ここでご紹介するのは次の3タイプになります。

▼シュノーケルのタイプ

1タイプずつみていきましょう。

太型タイプ

太型のタイプは、2つの目的のうち「心肺機能の強化」という面が優れています。なぜならシュノーケルの先端に専用のキャップを付けることで、酸素が入る空洞部分を狭くして、より息を吸いづらい状態を作ることができるからです。

▼キャップ
FINIS カーディオキャップ

もちろん「泳ぎの改善効率を高める」という目的においても申し分なく使えますので汎用性に最も優れているタイプかと思います。

▼太型シュノーケルの商品ページは以下です。
FINIS スイマーズシュノーケル
ARENA シュノーケル(キャップ付き)

細型タイプ

こちらのシュノーケルでも問題なく「心肺機能の強化」「泳ぎの改善効率を高める」の目的2つは果たせます。その上で、細型タイプの優れている点は機能性です。優れている点の具体的なポイントは「水中での使いやすさ」と「持ち運びのしやすさ」です。

1つ目の「水中の使いやすさ」は、主にターン後に壁を蹴った際にシュノーケルがズレにくい、という点です。これはシュノーケルを使う中でよくある悩みだと思いますが、細型タイプであればこの悩みがほぼ解消されます。なぜなら、シュノーケルの「棒の部分」の固定が強く壁を蹴った後の水圧でシュノーケルがズレることを防止する作りになっている為です。

また、「2つ目の持ち運びのしやすさ」についてです。細型タイプはおそらく全シューケルの中で最も軽量かつコンパクトなタイプです。練習や試合などの移動時にシュノーケルのかさばりが気になる方にはオススメです。

ただ、太型タイプのように「横隔膜への負荷を追加で加えるキャップ」のような追加アイテムはありません。なので必要な目的を果たせて、かつ機能性を重視される方は、こちらのタイプがおすすめです。ちなみに筆者は「ターン後にズレにくい」や「大会などでの持ち運びも楽」という点が気に入り、このタイプを愛用していました。

▼細型シュノーケルの商品ページは以下です。
スイムシュノーケル

クロール特化型タイプ

このシュノーケルは、クロールに限定して「泳ぎの改善効率を高める」ことに優れています。具体的には、クロールを泳ぐ際に水面に対してフラットな姿勢を作りやすくなります。フラットな姿勢を作る上でポイントになるのが、目線の位置です。クロールは真下を向いて泳げると身体が水面に対してフラットになりやすく理想と言われています。このシュノーケルを使っている時に真下を向いて泳げていないと、湾曲した先端部分から水が入ってしまいます。ですので、泳ぎながら顎が上がってしまい真下を向けていない状態になることを防ぐことができます。結果、水面に対してフラットな姿勢を作る意識づけが促進されます。

クロールに限定してシュノーケルを活用される方にはおすすめです。

▼クロール特化型シュノーケルの商品ページは以下です。
FINIS フロントシュノーケル Freestyle

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、シュノーケルを使う目的と、目的に応じたおすすめのシュノーケルをご紹介しました。活用目的を正しく理解し、より効果的な練習を行っていきましょう!他にも「道具の選び方を解説している記事」もありますので、是非ご覧ください!

関連記事①:読めば解決!速くなる為の「おすすめプルブイ」と「その使い方」
関連記事②:水泳で自分にぴったりのフィンを3タイプの中から見つけよう。
関連記事③:【保存版】水泳でおすすめしたいパドルを目的別にご紹介

最後までお読みくださり、ありがとうございました。