皆さんはスプリント練習はどのくらい取り組んでいるでしょうか。
長時間できる練習でもないので、普段の練習の中であまり取り入れている方も多くはないのではないでしょうか。
ただし、試合などに出場するすることを目標としている方にはぜひとも取り組んでほしい練習になります。
スプリント力というのは、ただ頑張って泳げばいいものではなく、きちんと練習をしておくことで力を発揮できるものです。
特に50mなどの距離の短いレースでは力を出し切ることができずに不完全燃焼に終わることは珍しくありません。
短い距離の中でしっかりと力を出し切るために、今回はスプリント練習についてご紹介していきます。
難しい内容も含みますが、ぜひ最後までご覧いただき練習に挑戦してみてください!
スプリント向上のための練習メニュー
今回は2種類の練習方法についてご紹介していきます。
5mラインで浮いた状態からキックハード+ストロークハード
5mラインで浮いた状態から笛が鳴ったら、バタフライ・平泳ぎは6回、クロール・背泳ぎは12回キックをします。
その後素早くバタフライ・平泳ぎは3ストローク、クロール・背泳ぎは6ストロークハードで泳ぎます。
浮いた状態から始めるので、初速が無い状態から一気にスピードを上げていく練習になります。
ポイントとしては、素早くキックの回転を上げることです。
まずはキックからテンポを上げていき、そこからスイムのスピードに繋げていくことが重要です。
スピードが0の状態から素早く100に上げることを目的としています。
笛が無くても合図があれば行うことができるので、ぜひチャレンジしてみてください!
12.5mハード+ターンで折り返し12.5mハード
12.5mを泳いだらその場で1回転をして残りの12.5mを速く泳ぐ練習です。
この練習では、1回転をした後に素早く切り替えをして足と手を速く動かしていくことがポイントになります。
ゆっくり泳いできたところから1回転し、素早く切り替えてスイムのハードを行います。
練習の中の全部を頑張るのではなく、1回転する前と後でしっかりとメリハリをつけることが大事になってきます。
不完全燃焼にならないように、1回転した後はしっかり力を出し切れるよう頑張りましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回はスプリント力を強化するための練習方法についてご紹介してきました。
スプリント力はきちんと練習することで身に着けることができます。
今回ご紹介した2つの練習方法に共通することは、スピードが無い状態から一気にトップスピードまで持っていくことです。
特に短い距離のレースになるほどトップスピードを出し切る前にレースが終わってしまい、不完全燃焼に終わることが多いです。
素早くストロークやキックのテンポを上げて短時間でトップスピードに持っていくために、メリハリをつけて
動作の切り替えを行っていけるようにしましょう。
また、いきなり一気に出力を上げると怪我のリスクも出てきます。
特にスプリント練習の前は準備運動やウォーミングアップを念入りに行ってから取り組んで行くようにしましょう。
今回ご紹介した練習は難しい内容も多いので、しっかりと目的を理解した上で取り組んでみてください!
詳しい内容はKAT-TVの動画内でご紹介しているので、是非チャンネル登録もお願いします!
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