【水泳ークロール】前重心を意識する為のドリル練習4選!

皆さん、こんにちは!

クロールを泳ぐ際に足が下がってしまう…そんな方はいませんか?

下半身が沈んだまま泳いでしまうと中々前に進みづらかったり、疲れやすい泳ぎになってしまいます…

今回は下半身が沈まないよう浮かせるためのポイントとして「前重心」を意識するドリル練習を4つご紹介します!

クロールを泳ぎながら重心を前に傾けることができると自然と下半身を浮かせられるようになります!

是非最後までご覧いただき、「前重心」を覚えて下半身が沈まないクロールを泳ぎましょう!

下半身が沈んでしまう悪い例・下半身が浮いている良い例

「前重心」とひとことで言っても泳ぎながら重心を意識することは難しいですよね…

良い例と悪い例を見比べながら、まずは下半身が浮いているクロールと下半身が沈んでしまうクロールをイメージしてみましょう!

下半身が沈んでしまう悪い例

まず、下半身が沈んでしまう悪い例を見てみましょう!

脚や腰が水面から離れている(沈んでいる)のが分かると思います!

沈んでしまう原因として挙げられることは

①入水後の指先が上に向かって伸びている

②目線が前に上がっている(頭が上がっている)

この2点が考えられます!

下半身が浮いている良い例

次に下半身が浮いている良い例です!

先ほどの悪い例と見比べてみると

①入水後の指先が真っすぐ伸びている

②目線が下を向いている(頭が上がっていない)

この2つのポイントが分かりやすいと思います!

下半身が沈まずに、腰回りが水面の高い位置をキープしたまま泳げていますよね!

では以上のポイントを踏まえ、「前重心」を意識しやすくするためのドリル練習を4つご紹介しますので、実際にやっていきましょう!

前重心を意識するためのドリル練習4選

先ほどの良い例を見てみると、キックが止まらずに力強く打てている点も下半身が沈まないように泳ぐ大事なポイントになっています!

まずはビート板など、浮力のある道具を使いながらキックの練習で「前重心」を意識してみましょう!

ドリル練習① サイドキック

前に伸ばしている手にビート板を持って、もう片方の手は体側に置き、身体を横向きにした状態でキックをします!

ポイントはビート板を体重を乗せるように沈める

ビート板の浮力に頼りっぱなしになってしまうと下半身が沈みやすくなってしまいます…

ビート板を沈めるように体重を乗せる「前重心」を意識できると腰や下半身が自然と浮いてくる感覚が分かってくると思います!

ビート板を沈める際に肘が曲がってしまうと腕の力で沈めてしまうので「前重心」ができません!

ビート板を持つ手は肘をまっすぐ伸ばしたまま、体重を前に乗せてビート板を沈められるようにやってみましょう!

キックを打つ方向も腰を浮かせるためには重要なポイントになります!

キックを横向きに打ってしまうと下半身が沈みやすくなってしまうので、床に向かって斜め下向きに打つよう意識してやってみましょう!

ドリル練習② ハンドアップキック

先ほどのサイドキックの姿勢のまま、片手を上げて行います!

片手を上げることでバランスがとりづらくなり、さらに腕の重さで身体が沈みやすくなるのでサイドキックの時よりも力強くキックを打ちましょう!

ポイントは肩の真上に肘が来るように上げる

この姿勢をキープすることで体重を前に乗せる「前重心」の感覚をより意識することができます!

肘の位置が方より低いと腕の重さで腰や下半身が沈みやすくなってしまうので気を付けましょう!

ドリル練習③ ビート板を沈めながらキック

ビート板を両手で持って身体の下に沈めてキックをします!

ポイントは身体の真下にビート板を沈める

ビート板が頭より前にある状態で沈めてしまうと腕の力で沈めてしまうので、身体の真下に沈めることで体重を乗せる感覚を意識しましょう!

腰回りが水面に触れるくらい高い位置をキープできると良いです!

少し大きめのビート板を使用するとより効果的に練習することができるので、お持ちの方は是非トライしてみましょう!

ドリル練習④ ヘッドタッチクロール

最後はビート板を使用せず、よりスイムに近い姿勢でドリル練習をしてみましょう!

この練習ではクロールのリカバリー動作中に後頭部を触わるように泳ぎます!

前を向いていると後頭部が触りにくいと思うので、しっかりと顎を引いて後頭部を触ってから入水、次のストロークへ繫げて泳いでみましょう!

頭を触る際に前に伸ばしている手が沈まないよう、水面の高い位置をキープしたまま行いましょう!

まとめ

皆さん、いかがだったでしょうか?

今回はクロールを泳ぐ際に腰や下半身が沈まないようにするための「前重心」の感覚を意識するドリル練習をご紹介しました!

陸上と違い、水面に浮いた状態で重心を意識することは中々難しいですよね…

難しい方はビート板やプルブイなど、浮力のある道具を体重を乗せ沈めることから始めてみましょう!

 

詳しい内容はKAT-TVの動画内でご紹介していますので、ぜひチャンネル登録もお願いします!!

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