平泳ぎのキックのコツを掴む為の陸上トレーニング

ある時突然平泳ぎのキックのやり方が分かった!

これはある方に教えていた時の実際のコメントです。
何度も何度も教えていたのですが、なかなか出来なかった平泳ぎのキック。
いきなり出来るようになってどうしたのかと思っていたら、陸でたくさんイメージトレーニングを行ったそう。

今回は陸で出来る平泳ぎのキックのトレーニング方法を伝授します。



今回のポイント

  • 1.足首の動き
  • 2.足を抵抗少なく引く
  • 3.足の裏で蹴る



1.足首の動き

平泳ぎは非常に足首とひざを使います。
特に意識してもらいたいのは足首ですね。

しっかりと足首を動かす事で足の裏が水を掴めるようになります。
水が掴めると、まるで実際の壁を蹴っているようにキックで進む事ができます。

まずはしっかりと水を掴めるようになるために足首のドリルを行いましょう。


2.足を抵抗少なく引く

1:35あたりでのドリルになりますが、膝とかかとが身体を中心に1:1で出るように足を引いています。
これが、膝ばかり前に出ていたり、かかとが後ろにでていたりすると良くありません。
両方のバランスを良く引く事で、抵抗少なく足を引く事ができます。


3.足の裏で蹴る

是非誰か友人と一緒にいる方はご一緒にやって頂きたいトレーニングです。
2:45の所で足を引いた後、蹴る位置で足をおさえていてくれています。

この位置で足がおさえられていて、キックをしようとするとどうなるか。
足首が自分で動かすよりもより曲がり、足の裏がより後ろを向くようになるのです。

この、最初に水を掴み、そのひっかかりから足の裏がより後ろに向くように出来ることで
更なるスピードアップが望めます。

なかなか難しいですが、家族や友人とやってみてくださいね!
もしお願いしづらい場合は、こういった練習道具を使っても良いでしょう。
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今日の名言

自分が最高に上手にできることがあれば、それを諦めようとは思わない。私にはそれがテニスだった。

ロジャー・フェデラー