こんにちは。水陸両用トレーナーの橋本です(^^)
みなさんは自分の脊柱(背骨)の動きを意識したことがありますか?
水泳に関わらず、他のスポーツ・運動でも脊柱の可動性・安定性は必要不可欠です。
特に水泳では陸上とは違って足元の踏ん張りが効きづらい分、脊柱がしっかり動いて安定しないとパワーが発揮できません。
脊柱は下の画像のようにブロックが積み上がっているような構造になっています。
なので固まって動くのではなく、一つ一つが分節的に動きます。姿勢が崩れてくると隙間が詰まってきたりして動きが悪くなってきたりするのです。
しかし、どうなれば良い動きで、どうなっていれば安定しているのかの基準がないと判別できないですよね?
今回は、トレーニングに加え評価にもなるエクササイズを紹介します。
腹筋の強さなどは特に必要とせず、脊柱の柔軟な動きがあれば容易にできるエクササイズです。
ぜひチャレンジしてみてください。
◆寝返りトレーニング
ポイント① しなやかにゆっくり捻る!
頭部から骨盤にかけて脊柱を上から順に一つ一つ順にひねっていくように起こしていきます。脊柱が分節的に動いているとゆっくりと反動をつけずに寝返りすることができます。逆に固まっていて上手く動かせていないと必要以上に筋力を使ってしまします。
ポイント② 足で床を押さない!足を浮かさない!
うまく脊柱が捻れないと代償として脚で床を押してしまったり、または、腹筋を過剰に使うと脚が浮いてきてしまいます。足元はリラックスさせたままで行ないましょう。どうしても脚に力が入ってしまう方は脊柱の固いかもしれません。
まとめ
背骨が分節的に動けば動くほどバタ足などの振動が伝わりにくかったり、下半身と上半身をしっかりと別々に動かせます。
脊柱が固いと下半身の動きが上半身に伝わったり、その逆もまた然りです。水泳に限らず脊柱の可動性と安定性はスポーツのパフォーマンスに大きく影響しますので、しっかり動かせるようにトレーニングしましょう。