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ストロークレートを速く、ストローク長を長くする練習方法

前回の記事「水泳で速くなる為に大切な2つのキーワード」で、ストロークレートとストローク長について、解説をしました。
今回は予告通り、どうやってストロークレートを速くし、ストローク長を長くしていくかを解説していきます。


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ストロークレートを速くする方法

ストロークレートとは、赤ワンストロークにかかる時間の事です。


これを速くする事でスピードがあげられるという至極単純な事です。
但し、ストロークレートを速くすると、通常ストローク長が短くなってしまうので、単純に速くすれば良い訳ではありません。
ストローク長を長くするコツについてはこの後に説明をしていきます。


では、ストロークレートを速くするにはどうしたらよいのでしょうか?
その方法とは単純で、腕をとにかく速く回す事です。
水をかく事などを忘れてとにかく腕をまわしましょう。


腕にとっての最高回転数を出す練習をたくさんしましょう。
ヘッドアップなどをしてやることも良いでしょう。

ストローク長を長くする方法

ストローク長は、ワンストロークで進む距離の事です。


これを長くする事でより効率良く泳げるという事です。
但し、ストローク長を長くするとストロークレートが遅くなるという事なので単純に長くすれば良いという訳ではありません。


ストローク長を流す来るにはどうしたらよいのでしょうか?
その方法とは単純でストロークをとにかくゆっくり行う事です。
タイムを気にせずにとにかく25mを少ないストロークで泳ぐようにしましょう。

二つを意識してトレーニングする方法

さて、ここからが本題です。


もうすでに分かっているとは思いますが片方だけ良くしても水泳の速さには直結しません。
ではどうやって二つを合わせて練習するのか。
具体的なおススメの練習方法をお教えします。

ストローク重視の方法

1.まず通常通り25m泳ぎます。ストローク数とタイムを計ることを忘れずに!!
(ここでは仮に25m20秒10ストロークとしましょう)
2.20秒のタイムのまま9ストロークに減らします。
3.続けて、20秒のタイムのまま8ストローク、7ストロークと減らしていきます。
4.10ストロークにストロークを増やしてタイムを計ってみましょう。正しくやれていればタイムが20秒より速くなっています。

タイム重視の方法

1.まず通常通り25m泳ぎます。ストローク数とタイムを計ることを忘れずに!!
(ここでは仮に25m20秒10ストロークとしましょう)
2.10ストロークのまま19秒までスピードをあげます。
3.続けて、10ストロークのまま、18秒、17秒とスピードを上げていきます。
4.その泳ぎのままで、20秒にタイムをあげてストロークをカウントしてみましょう。正しくやれていればストロークが10ストロークより少なくなっています。


どちらのアプローチも正しいので、両方やってみてください。
水泳を早くしたい場合は、このトレーニングは欠かせません。


是非とも日々の練習に取り入れてみてくださいね!