前回は、結果目標より行動目標を重視、と書きました。では結果目標が悪いのかといえばそうではなく、使い分けるということです。
今回のポイント
- 1.リバーサル理論とは?
- 2.行動目標を重視するとき
- 3.結果目標を意識するとき
1.リバーサル理論とは?
緊張や不安が高いときは、行動目標を意識し、緊張や不安が低い時は、結果目標を意識します。これをリバーサル理論といいます。
2.行動目標を重視するとき
「あと少しでベストスコアが出る」、「予選通過がかかっている」など、緊張が高い場面では、行動目標を重視します。こうすることで、冷静になりやすく、目の前の及びに集中でき、良い結果が出る可能性が高まります。
3.結果目標を意識するとき
「予選通過できて良かった」、「優勝間違いなし」など、緊張が弱い時は、「大会記録を出す」など、結果目標を意識します。結果にこだわることで、適度な緊張を維持でき、集中の方向性をシフトできます。これをリバーサル理論といいます。