呼吸をするのに夢中になっていませんか?
平泳ぎは、初心者でも出来るがゆえに、非常にレベルの差が激しい種目です。
呼吸を意識するだけで、体力を温存して、効率良く泳ぐ事ができます。
今回はジェシカハーディー選手の映像を参考に、より速くなるための平泳ぎの呼吸を身につけていきましょう。
今回のポイント
- 呼吸の前に気をつける
- 息を吸おうとしない
呼吸の前に気をつける
0:23辺りから動画を見てください。
注目してもらいたいのは、ジェシカ選手の鼻辺りです。
息がボコボコっとでていますね。
そうなんです、呼吸する前に息を吐いています。
息を吸おう吸おうとすると、呼吸が出来ないものです。
まず、今この画面を見ながら、息を吐いてみましょう。10秒かけて。
「はーーーーーーーー」
そして、はくのをやめ、リラックスをすると、自然と息が入ってきませんか?
そうなんです、呼吸をする前に息を吐く事が大事なんです。
息を吸おうとしない
勢い余って前章で書いてしまいましたが、息を吸おうとすると、呼吸ができなくなっていまいます。
この画面を見ながら、息を吸い続けてみましょう。10秒間。
「すーーーーーーーーーっ」
どうでしょう?10秒できましたか?
息を吸うのは非常にスピードが速く、すぐに胸がいっぱいになってしまうんです。
その状態で、平泳ぎの呼吸をしたらどうなるでしょうか。
全く新鮮な酸素が入ってこず、辛い思いをしてしまいます。
大切な事は、息を吸おうとしない事。
シンプルですが、非常に重要な事です。
今日の名言
30分ぐらいでは何もできないと考えているより、世の中の一番つまらぬことでもする方がまさっている。
ゲーテ